
元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が公式YouTube「解体慎書」を更新。2月ののキャンプ視察を終えた段階での、パ・リーグ各球団の戦力分析を行った。
今季のパ・リーグの予想は◎をソフトバンクと日本ハム、△をロッテ、楽天、オリックス、西武とした。
昨季91敗を喫して最下位だった西武については「ピッチャーはいいです。平良も後ろに回ったので、ピッチャーはいいです」とタレントがそろう投手陣は高評価。課題は昨季パ・リーグワーストを更新するチーム打率2割1分2厘に終わった攻撃陣になる。
「その中で目についたのは長谷川。試合慣れしたら長打が出そうだなという打ち方」と、5年目の長谷川信哉外野手(22)を期待の選手に挙げた。長谷川は敦賀気比(福井)から20年育成ドラフト2位で入団。22年に支配下登録され、昨季は2本塁打を放ち、プロ通算6本塁打をマークしている。
さらに宮本氏は「ちょっとしか見られてないけどベッケン(渡部健人内野手)が良くなっているんじゃないかと思う」と分析。「得点を取っていかないと自慢の投手陣も我慢できなくなる可能性もある。どうしても一番下の方の評価になる。でも練習、すごい元気出してやってました。みんなで変わろうとしているのは感じ取れました」と期待した。