
カブス今永昇太投手(31)が16日、ドジャースとの開幕戦に備え、巨人とのプレシーズンゲーム前に入念な投球練習を行った。グラウンドでキャッチボールをした後にブルペンに入り、フォームを確認しながら、ときどきホットビー投手コーチと話し合い、約15分間じっくりと行った。投球後は再びグラウンドに出て、腰に負荷をかけたウオーキングやダッシュを軽く行い調整。ド軍山本との投げ合いとなる開幕戦が2日後に迫り、最後の仕上げとなった。
フィールドではDeNAで同僚だった巨人石川、自主トレ仲間の大勢と再会して談笑を楽しみ、リラックスした表情も見せた。
練習を終えると、米球界で有名な投球アナリスト「ピッチングニンジャ」ことロブ・フリードマン氏に呼び止められ、インタビューを受けた。速球、スプリットなどの握りを聞かれ、丁寧に見せながら「指を動かすことはありますけど、オーソドックスなのはこんな感じ」と説明。同僚で仲良しのジャスティン・スティール投手について「スシが好きなのは彼とあなたとどっち?」と聞かれると「愛する気持ちはもしかしたらスティールの方が大きいかもしれない」と秘話も披露していた。【水次祥子】