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栗原颯人、俳優デビュー作「HAPPY END」でアジア全域版アカデミー賞新人俳優賞


栗原颯人が映画「HAPPY END」でアジア・フィルム・アワードにて新人俳優賞を受賞しました。同映画は、空音央監督の長編デビュー作で、ベネチア映画祭のオリゾンティ部門にも出品されています。映画は近未来の日本を舞台に、高校生のユウタとコウが学校でイタズラを仕掛けることで生じるAIによる監視に焦点を当てたストーリーです。栗原と日高由起刀のダブル主演で、二人は共にモデル事務所出身であり、今作で俳優デビューを果たしました。受賞の場で栗原は感謝を述べ、映画制作に関わった全ての人々へ愛を伝えました。AFAはアジアの映画業界を盛り上げるために2007年に設立されたイベントです。

映画「HAPPYEND」トークイベントに登壇した栗原颯人(24年9月撮影)

アジア全域版アカデミー賞「第18回アジア・フィルム・アワード(AFA)」授賞式が16日、香港で行われ、栗原颯人(24)が新人俳優賞を受賞した。

栗原は「すごく幸せ…ここに来て」と英語で言いかけた後、日本語で言い直し「全てのキャスト、スタッフの皆さんに愛を伝えたいです。ありがとうございます」と感謝した。

栗原は、24年9月に世界3大映画祭の1つ、ベネチア映画祭(イタリア)オリゾンティ部門に出品され、同年10月に日本で公開された、空音央監督(33)の長編劇映画デビュー作「HAPPY END」に日高由起刀(21)とダブル主演。互いにオーディションを受けた際はモデル事務所に所属し、同作が俳優&スクリーンデビューで、いきなりアジアの新人俳優賞を受賞した。

「HAPPY END」は、空監督が7年の年月をかけ、日米のスタッフとともに作り上げた。近未来の日本が舞台で、幼なじみの高校3年生ユウタとコウが、仲間との5人組でつるんでいた高校3年時に、学校に忍び込み、とんでもないイタズラをする。そのことで、佐野史郎(69)演じる校長が激怒し、四六時中、生徒を監視するAIシステムを導入。そのことで、コウは自らのアイデンティティーについて考え始め、ユウタとの関係はぎくしゃくし始める。栗原はユウタ、日高はコウを演じた。

AFAは、アジア映画業界の振興を目的として07年に創設された。

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