
<オープン戦:カブス-パドレス>◇4日(日本時間5日)◇アリゾナ州メサ
カブス今永昇太投手(31)が、オープン戦2試合目の登板で4回2安打無失点1死球3奪三振と好投した。
立ち上がりの初回は、2者連続空振り三振。死球で走者を許したものの、後続を空振り三振と、3つのアウトを三振で奪った。
続く2回は、三ゴロ、中飛、左飛と3者凡退に仕留めた。
3回は無死から初安打を許したが、後続を凡飛などで退けた。
4回も無死から安打を浴びたものの、1死後、併殺に仕留めて無失点で切り抜けた。
球数は50球。
当初の予定が60球だったため、降板後はブルペンで10球を投げた。
交代後の今永は「結果はそこまで重要視しないと言いつつも、やはり無失点は悪いことではない。そこに関してはホッとしています」と振り返った。
日本へ向かうまでに登板は1試合。今後の調整について「前回はちょっとダメージが残ったが、うまくリカバリーもできた。肩、肘に問題がなければ不安なく試合に臨める」と、順調な仕上がりに笑顔ものぞかせた。