
カブスの今永昇太投手(31)と、鈴木誠也外野手(30)が14日、東京での開幕を前に都内で記者会見に臨んだ。
今永は18日、ドジャースとの開幕戦での先発が内定。ドジャースの開幕投手は山本由伸投手(26)で、鈴木も対戦が見込まれる。歴史的な開幕シリーズへの心境を語った。
【今永と鈴木の主な一問一答】
-今の心境は
鈴木 眠いです。日本に来てすごく盛り上がりを感じますし、アメリカにいるとどうしてもなかなか、盛り上がりを感じなかったんですけど、東京に来て実感が湧きました。
今永 鈴木選手同様に日本の盛り上がりをすごく感じますし、それと同時に責任感のプレッシャーもあるので、このプレッシャーに押しつぶされない、いい睡眠ができたと思います。
-鈴木選手へ。どんなプレーを
日本のファンの皆さんの前でプレーすることもすごくうれしいですし、少しでも印象に残ってもらえるようなプレーができるように頑張りたい。
-ドジャースとの開幕戦
少しプレッシャーももちろんあるんですけど、打てなかったら多分皆さんにたたかれると思うので(笑い)。少し不安もあるんですけど、結果を出してたい。
-今シーズンの目標は
毎年ケガをしてチームを離れることがあるので、ケガなく万全な状態で1年を終えて、ワールドチャンピオンになれるように頑張りたい。
-今永投手へ。開幕への気持ちは
非常に光栄な気持ちと同時に、これだけ注目されてるということは、MLBに挑戦されてきた先輩方の功績のおかげ。まずそこに対する感謝の気持ちと、その作ってくれた土台を、僕たちがまたさらに分厚くできたらいいなと思います。
-今永投手にとって開幕投手とは
誰にでもできるものではないという気持ちもありますし、その中でこの場に選んでいただいたっていうのはうれしく思います。
-現在のコンディションは
一番は健康体であることが大事なので。心と体、どちらも充実しています。
-ドジャース戦へ
素晴らしい選手がたくさんそろっていますし、気を抜けない選手がたくさんいるので、どこからでも点が取れる。気を抜かないように頑張ります。
-今シーズンの意気込み
この東京シリーズが遠い昔であったと、そういう記憶になれば、僕らはおそらく11月の半ばまで野球をやってると思うので、こんなことがあったなと思えるようなシーズンにしたい。
-アメリカで1年生活して変わった部分は
自分がこんなにユーモアがある人間だったんだということは自覚していますし、でもそれは鈴木選手の存在もすごく大きくて、やっぱり日本人がいる。ロッカーに悩んだら聞ける、そういう存在がいることが、野球選手でなくても、いい瞬間があるっていうのはすごく僕としてはうれしくて、そこに救われたなとは感じてますね。
-カブスの選手たちの日本への反応は
昨日カブスの選手たちとパーティーをしましたけれども、すごく日本の文化に興味を持ってくれて、日本でいろんな文化も、楽しいものたくさんあるなと思ってくれて、うれしかったです。