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ワールドシリーズMVPフリーマンが阪神才木と対戦 第1打席は追い込まれてからフォークで凡退


ロサンゼルス・ドジャースのフレディ・フリーマン選手が日本でのプレシーズンゲームで阪神タイガースと対戦しました。第1打席では二ゴロに倒れたものの、来日前のオープン戦では9試合で打率.280、OPS1.028、3本塁打と好調な打撃を見せていました。昨シーズンはギラン・バレー症候群に苦しむ三男の入院、自身の右足首の捻挫といった困難を乗り越え、ワールドシリーズMVPを獲得しました。特に、右足首の痛みを抱えながらも逆転サヨナラ満塁弾などの活躍を見せ、一層の注目を浴びています。オフに右足首を手術し、回復したフリーマンは今後の日本での開幕シリーズへ向けて30打席を目標に調整中で、日本での試合を楽しみにしています。

阪神対ドジャース 1回表ドジャース2死、二ゴロに倒れるフリーマン。投手才木(撮影・鈴木みどり)

<プレシーズンゲーム:阪神-ドジャース>◇16日◇東京ドーム

ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が「3番一塁」でスタメン出場した。

第1打席は1回2死で阪神才木と対戦。カウント1-2からフォークを引っかけ二ゴロに倒れた。

来日前のオープン戦は9試合に出場し、打率2割8分で3本塁打と絶好調。OPS(出塁率+長打率)は1.028をマークした。

フリーマンは昨季、三男マックス君のギラン・バレー症候群での入院や、自身も右足首の捻挫などに苦しみながらも147試合で打率2割8分2厘で22本塁打。右足首を痛めながら強行出場したワールドシリーズ(WS)第1戦では、2-3の9回2死満塁から右翼席へ逆転サヨナラ満塁弾を放った。同シリーズでは4試合連続本塁打をマークするなど大活躍し、MVPを獲得した。

オフには右足首を手術。2月27日(同28日)のロッキーズ戦で、オープン戦に初出場し3打数1安打。「(右足首の状態は)とてもいい感じだ。左足と同じような感覚であればいいけど、最初の試合だからね」と話した。実績復帰を果たし、これから見据えるのは3月18、19日に日本開催のカブスとの開幕シリーズ(東京ドーム)だ。「日本での開幕シリーズまでに30打席くらい立てればと思っているよ」と調整について語り「楽しみだね。ショウヘイ、ヨシ(山本由伸)、ロウキ(佐々木)がいて、カブスにはショウタ(今永)、セイヤ(鈴木)がいて。日本、東京の素晴らしさをいろいろ聞いているし、とても楽しみだし、楽しくなるよ」と胸を高鳴らせていた。

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