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ワールドシリーズMVPフリーマンが阪神才木浩人と激突 第2打席は粘り見せるも意表カーブに三振


ドジャースのフレディ・フリーマンは、東京ドームで行われた阪神とのプレシーズンゲームで1番一塁手として出場。1回では阪神の投手才木に二ゴロ、第2打席では4回1死で空振り三振となった。来日前のオープン戦では打率.280、3本塁打、OPS1.028と絶好調だったフリーマン。昨季は難病と戦う家族を支え、自身も怪我で苦しんだが、147試合で22本塁打を記録し、WSでは逆転サヨナラ満塁弾を放ちMVPを獲得。現在は右足首の復帰も順調で、日本での開幕シリーズに向け30打席を目標に調整中である。

阪神対ドジャース 4回表ドジャース1死、空振り三振に倒れるフリーマン。投手才木(撮影・鈴木みどり)

<プレシーズンゲーム:阪神-ドジャース>◇16日◇東京ドーム

ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が「3番一塁」でスタメン出場した。

第1打席は1回2死で阪神才木と対戦。カウント1-2からフォークを引っかけ二ゴロに倒れた。

第2打席は0-0の4回1死、2ストライクからファウルで粘りを見せたが、7球目に高めの117キロカーブで空振り三振に倒れた。

来日前のオープン戦は9試合に出場し、打率2割8分で3本塁打と絶好調。OPS(出塁率+長打率)は1.028をマークした。

フリーマンは昨季、三男マックス君のギラン・バレー症候群での入院や、自身も右足首の捻挫などに苦しみながらも147試合で打率2割8分2厘で22本塁打。右足首を痛めながら強行出場したワールドシリーズ(WS)第1戦では、2-3の9回2死満塁から右翼席へ逆転サヨナラ満塁弾を放った。同シリーズでは4試合連続本塁打をマークするなど大活躍し、MVPを獲得した。

オフには右足首を手術。2月27日(同28日)のロッキーズ戦で、オープン戦に初出場し3打数1安打。「(右足首の状態は)とてもいい感じだ。左足と同じような感覚であればいいけど、最初の試合だからね」と話した。実績復帰を果たし、これから見据えるのは3月18、19日に日本開催のカブスとの開幕シリーズ(東京ドーム)だ。「日本での開幕シリーズまでに30打席くらい立てればと思っているよ」と調整について語り「楽しみだね。ショウヘイ、ヨシ(山本由伸)、ロウキ(佐々木)がいて、カブスにはショウタ(今永)、セイヤ(鈴木)がいて。日本、東京の素晴らしさをいろいろ聞いているし、とても楽しみだし、楽しくなるよ」と胸を高鳴らせていた。

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