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大谷翔平、阪神才木と741日ぶり対戦で空振り三振 23年に膝突き本塁打のフォークに空を切る


2023年プレシーズンゲームで、ドジャースの大谷翔平が阪神との試合に「1番DH」で出場しましたが、1回表に阪神の投手・才木に空振り三振を喫しました。大谷は以前の巨人戦で本塁打を記録しており、才木との対決は742日ぶりとなりました。この試合前、大谷はオープン戦で好成績を残しており、昨季には史上初の「50-50」達成をして話題になりました。大谷は18日のカブスとの開幕戦で打者として出場予定ですが、調整ペースを抑え、ブルペンでの投球は3月下旬以降に再開する見込みです。

阪神対ドジャース 1回表ドジャース無死、空振り三振に倒れる大谷。投手才木(撮影・鈴木みどり)

<プレシーズンゲーム:阪神-ドジャース>◇16日◇東京ドーム

ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」で先発出場し、第1打席で空振り三振に倒れた。

15日の巨人戦では戸郷から右翼席へ本塁打。1回無死で阪神才木と対戦。1ストライクからの152キロ直球をファウルして追い込まれると、2球続けてワンバンドのフォークを見送り。2-2から3球連続となるワンバンドのフォークにバットが空を切った。

才木とは23年WBC直前の強化試合以来のマッチアップで、当時は低めのフォークを大谷が膝を突きながら中堅後方へ本塁打を放った。対才木は741日ぶりとなった。

来日前のオープン戦では18打数6安打1本塁打。打率は3割3分3厘、OPS(出塁率+長打率)は1.040をマークした。昨季は打率3割1分で54本塁打、59盗塁を記録し、史上初の「50-50」を達成。OPSは1.036とした。自身初のポストシーズン(PS)では、ワールドシリーズ(WS)第2戦で左肩を負傷した影響もあり、打率2割3分で3本塁打の成績だった。

大谷は18日から始まるカブスとの開幕2連戦は打者として出場する。当初は米アリゾナ州グレンデールでのキャンプ期間でライブBP(実戦想定の投球練習)に登板する見通しだったが、調整ペースを落とし、ブルペンでの投球も当面は行わない方向となった。東京から本拠地ロサンゼルスへ戻る3月下旬以降にブルペン投球を再開する見込み。

大谷自身も14日の記者会見で「プラン通り来ていた。逆に言えば順調に来ていたために、少し間を空けてもいんじゃないかというような判断じゃないかなと思う。僕自身は納得していますし、逆に言えばこのシリーズに向けて、打者を優先的に仕上げる期間というのはあったので、体力的にも精神的にも良い期間だったんじゃないかなと思います」と話した。

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