
<プレシーズンゲーム:阪神-ドジャース>◇16日◇東京ドーム
ドジャース山本由伸投手(26)が、15日の巨人とのプレシーズンゲームで本塁打を放った大谷翔平投手(30)について、試合当日の朝から予感があったことを明かした。
「昨日、朝起きた時から、今日はまた大谷さんが当たり前のようにホームランを打つんだろうなと何となくイメージしてたんですけど、もう本当にやはりっていうか、本当にさすがだなという感じです」
大谷は3回無死二塁から、巨人戸郷の初球のカーブを強振し、右翼席に2ランをたたき込んだ。スタンドのファンはもちろん、巨人阿部監督も感嘆する特大弾だった。
新加入したコンフォートの会心の1発から、ドジャース打線が目覚め、体調不良のベッツを欠きながら、世界一の実力を結果で証明。ベースボールの醍醐味(だいごみ)でもある本塁打を1イニングで3発披露した。3本塁打ともに打った瞬間それと分かる特大弾で、日本のファンにメジャーリーガーのパワーを誇示した。
カブスとの開幕戦で先発する山本は「本当にすごく実力のある選手がたくさんいるので、開幕に向けてどんどん、どんどん調子を上げていく姿を見て、すごく勉強になったと思います。これが一流の選手たちなんだなと感じました」と笑顔で話した。