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山本由伸が開幕前ラスト登板で5回7K「ファンの皆さんも楽しみにしてくださってる」/一問一答


アリゾナ州グレンデールで行われたドジャース対ダイヤモンドバックスのオープン戦で、ドジャースの山本由伸投手が5回を投げ4安打1失点という好成績を収めた。彼は初回から2三振を奪い、2回のピンチも無失点で切り抜けた。失点は4回の1点のみで、全体で7つの三振を奪取した。この結果を受け、山本は18日のカブスとの開幕戦で「開幕投手」を務める予定である。彼は、「準備が整っている」と述べ、今シーズンに向けた自信を語った。昨年の経験から得た落ち着きを活かし、精神的・体のコンディションを良好に保ちながら、シーズンに臨む姿勢を強調した。東京シリーズでも、日本のファンの前で再び投げることを楽しみにしており、「いい状態を維持したい」と意欲を見せた。

ダイヤモンドバックスとのオープン戦に先発し、5回を4安打1失点に抑えたドジャース山本(撮影・菅敏)

<オープン戦:ドジャース6-2ダイヤモンドバックス>◇10日(日本時間11日)◇アリゾナ州グレンデール

開幕投手の山本由伸投手(26)が、5回4安打1失点と好投した。初回から2三振を奪い、2回は2死一、三塁のピンチを無失点。課題の立ち上がりを踏ん張ると、失点は4回に喫した1失点のみ。5イニングを5球、4安打1四球1失点、7三振を奪った。18日のカブスとの開幕戦で「開幕投手」を務める山本が、オープン戦最後のマウンドで内容のあるピッチングを見せた。

【山本の一問一答は以下の通り】

-東京シリーズへ準備が整った

「そうですね。しっかり強いボールを投げられてましたし、最終登板でしっかり手応えが感じられるピッチングができたと思います」

-開幕投手へどんな準備を

「とにかく体を健康に、コンディションよく保てましたし、気持ちの面としてもすごく開幕を楽しみに練習に取り組めましたし。とにかくいい状態だったかなと思います」

-東京シリーズは楽しみか

「そうですね。久しぶりに日本のマウンドで投げられるということをすごくうれしく思いますし、ファンの皆さんも楽しみにしてくださってると思うので、とにかくいい状態で全力でプレーできたらなと思ってます」

-前回日本で投げた時の思い出は

「何試合かあります」

-今回はホテルから出たりできそうか

「おいしいご飯屋さんもたくさんありますので。ま、ほどほどにね」

-シーズンに入るに当たって去年よりもどれくらい楽か

「まずこの2月と3月のここまではしっかり落ち着いて取り組めたと思いますし。これからシーズンに入って、さらに自分の調整ペースと言いますか、コンディショニングを整えることだったり、いろんなことに対してのペースが去年よりは、気持ちの面もうまくできるんじゃないかなとは思ってます」

-精神的な部分では何か特別なやり方が

「いや、やることはもうずっと本当に変わらないんですけど。去年はやっぱり1年目ということで、慣れないこともたくさんありましたし、想定してなかったこともたくさん起きたりいろいろありましたけども。今年は2回目なので、うまくいくんじゃないかなと」

-5回2死ではアクロバティックなベースカバーが

「しっかり動けることを確認できました」

-高校時代は甲子園に出ていないが、甲子園への思いは

「僕は高校生の時は出られてないんですけど、みんなでその同じ目標に向かって練習を毎日みんなで頑張れたので。甲子園には出られませんでしたけど、甲子園という目標があったから、みんなで1つになって同じ目標に向かって頑張るっていうことを学べたかなと思います」

-これまでは序盤に失点もあったが今日は無失点。何か変えたか

「しっかり立ち上がりも意識して試合に入って、なんとか今日はうまくいきましたけど。ランナーためた場面も、いいボールが何球か出てたので、すごく手応えの感じられるピッチングだったかなと思います」

-変化球は

「前回とか、またその前と比べて、すごく狙ったところに投げられてましたし、また変化量もしっかり出てて。状態もどんどん上がってきているなと思います」

-表情を見ても去年とは違う

「本当に自分のペースで、(23年まで)日本で過ごしてた2月の時とより近いような気持ちで過ごせてるかなと感じますし。やっぱり去年と比べて、元々去年一緒に戦ったメンバーとかは知ってるので、去年よりはすごくコミュニケーションたくさん取れてますし、監督だったりコーチだったり、そういった方々ともいいコミュニケーション取りながら練習できてるので。そういったところがかなり違うかなと思います」

-去年よりも十分できている点は

「やってることはそんな大きくは変わらないんですけど、やっぱり今年は本当に、どう言えばいいかわかんないですけど、より落ち着いて自分のやるべきことをできてるかなという感じですかね」

-メンタルが安定したか

「去年もそんなに、なんて言うんだろう、そわそわしてる感じはその時はそんなになかったですけど。今はより落ち着いてるのか、わかんないですけど。いい感じです」

-キャンプが進むにつれて打者との駆け引きなどの感覚がよみがえる

「オフシーズンの間も、僕は結構投げる練習だったりも時間かけてやったりするので。このキャンプに来る時点でもうしっかり動ける状態はできてるので、そこからしっかり継続して練習をしていって。またそこから実戦が入ってくるので、また試合の感覚を取り戻しながら、また新しい感覚を得たりもしながらという感じですかね」

-戦闘モードに近づくような

「そうですね。でも、この期間だから試せることだったり、また新しい発見だったりあるので。あんまりこう、なんて言うんでしょうね、いい意味でそんなに結果を求めすぎず、しっかり投げたりできてるので、それがまたシーズンにいい方向につながるんじゃないかなとは思います」

-スライダーは何球くらい

「何球投げましたっけ?1球は投げましたけど」

-今年は投げるペースを減らした

「いやいやいや、特にそんなにあれですよ、いつも通りですよ」

-開幕戦のイメージは

「とりあえず、まずは今日スプリングトレーニングの試合を投げ終えられたので、しっかりまたコンディションも次の試合に向けていって、その次は公式戦になるんで、いろんな準備していけたらなという感じです」

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