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大谷翔平、第1打席は巨人のエース戸郷から四球で出塁 スイングに場内からはどよめき


大谷翔平選手がドジャースのプレシーズンゲームで「1番DH」として出場。初回の打席で四球を選び出塁しました。オープン戦での成績は打率.333、OPS1.040と好調。今年は特に打者活動を優先しており、今後の調整プランも打者としての強化を重視する方針。3月下旬にブルペン投球を再開予定。大谷選手自身も調整に納得しており、精神的にも体力的にも良い期間を過ごせたとコメントしています。即戦力としての期待が高まる中、様々な戦略を検討中。

巨人対ドジャース 1回表ドジャース無死、大谷は四球で出塁する。投手戸郷(撮影・足立雅史)

<プレシーズンゲーム:巨人-ドジャース>◇15日◇東京ドーム

ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場し、第1打席で四球を選んだ。

1回無死で巨人戸郷と対戦。2ホールから外角の直球をスイングしファウル。大谷のスイングに場内はどよめいた。フルカウントから外角の150キロ直球を見極め四球で出塁。その後は2番エドマンの一ゴロで二塁封殺となった。

オープン戦では18打数6安打1本塁打。打率は3割3分3厘、OPS(出塁率+長打率)は1.040をマークした。昨季は打率3割1分で54本塁打、59盗塁を記録し、史上初の「50-50」を達成。OPSは1.036とした。自身初のポストシーズン(PS)では、ワールドシリーズ(WS)第2戦で左肩を負傷した影響もあり、打率2割3分で3本塁打の成績だった。

大谷は18日から始まるカブスとの開幕2連戦は打者として出場する。当初は米アリゾナ州グレンデールでのキャンプ期間でライブBP(実戦想定の投球練習)に登板する見通しだったが、調整ペースを落とし、ブルペンでの投球も当面は行わない方向となった。東京から本拠地ロサンゼルスへ戻る3月下旬以降にブルペン投球を再開する見込み。

大谷自身も14日の記者会見で「プラン通り来ていた。逆に言えば順調に来ていたために、少し間を空けてもいんじゃないかというような判断じゃないかなと思う。僕自身は納得していますし、逆に言えばこのシリーズに向けて、打者を優先的に仕上げる期間というのはあったので、体力的にも精神的にも良い期間だったんじゃないかなと思います」と話した。

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