
J2サガン鳥栖は14日、横浜FマリノスのMF松田詠太郎(23)を来年1月末までの期限付き移籍で獲得したと発表。けが人続出による緊急獲得となった。期間中は横浜との公式戦に出場できない。
横浜の下部組織出身の松田は、年代別日本代表の経験があるアタッカー。期限付き移籍していたアルビレックス新潟では、23年に21試合、24年に23試合1得点の成績を残すなど、J1通算59試合1得点と経験も豊富。横浜では今季、出場機会はなかった。
神奈川・鎌倉市生まれの170センチ、67キロの攻撃的MFは、クラブを通じて「自分の持っている力を最大限に生かして、このチームのためにすべてを尽くしたい。少しでも早くチームになじんで、勝利に貢献できるように日々頑張っていきます」などとコメントした。
1年でJ1復帰を目指す鳥栖は、FW鈴木大馳(18)、ブラジル人MFクリスティアーノ(25)のけがによる長期離脱を発表したばかり。新主将のDF今津佑太(29)も開幕戦で負傷離脱し、4戦を終え、1分け3敗の未勝利で19位と大きく出遅れている。