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大谷翔平が初「チャレンジ」申告、ボール判定に覆り四球で出塁 正確な選球眼の証明に拍手起こる


オープン戦最終戦で大谷翔平選手は「1番DH」として出場し、1打数無安打2四球を記録しました。特に注目されたのは、彼が初めて「チャレンジ」を申告し、ストライクの判定を「自動判定システム」で覆したことです。この試合では、チャレンジが成功し、フルカウントから四球で出塁しました。これは将来的にMLBで「ロボット審判」の導入が検討されるなかでの重要な試験となっています。大谷選手は、打者と投手の両方の視点からこのシステムに興味を示しており、今回の経験を楽しんでいたようです。また、試合前練習でも相手投手とタイムを計測するなど、準備に余念がない姿勢を見せました。この練習は、今シーズン投手として復活するためのフォーメーション確認にも役立っています。大谷選手は引き続き日本に向かい、シーズンの準備を進めます。

オープン戦・ドジャース対ガーディアンズ 1回裏ドジャース無死、四球を選ぶ大谷(撮影・菅敏)

<オープン戦:ドジャース10-4ガーディアンズ>◇11日(日本時間12日)◇アリゾナ州グレンデール

ドジャース大谷翔平投手(30)が11日(日本時間12日)、オープン戦最終戦となるガーディアンズ戦に「1番DH」で出場し、1打数無安打2四球で春季キャンプを打ち上げた。

最後のチャンスとばかりに、大谷が初めて「チャレンジ」を申告した。第1打席、1ボールからの2球目。「ストライク」の判定後、ヘルメットをポンポンと2度たたいて、ストライクゾーンの「自動判定システム」での再審を要求した。数秒後、大型スクリーンに映し出された映像は「ボール」。その結果、フルカウントから四球で出塁。大谷の正確な選球眼が証明され、スタンドからは拍手が湧き起こった。

将来的に「ロボット審判」の導入を真剣に検討しているMLBでは、今キャンプで打者、バッテリーによる「チャレンジ」を試験導入した。今季の公式戦では使用されないが、今回のテスト次第では来季以降に導入される可能性もある。大谷自身、これまでに「打者目線からと投手目線からで実感できると思うので、どう感じるのかは楽しみにしています」とコメント。好奇心旺盛な大谷らしく、最終戦で初トライし、自らに有利な結果を導き出した。

前向きな姿勢は、走塁面でも同じだった。試合前の練習中には、登板翌日で軽めのメニューだった山本由伸投手(26)に、深々とお辞儀をしたうえで「相手役」を依頼。メジャー屈指の速さを備えた山本のけん制で、足から戻る帰塁の練習を反復した。投手としても復活する今季は、故障のリスク回避目的で、手から戻る動きは禁止。この日はタイムを計測しながら右足、左足の両パターンを繰り返し、最終確認を行った。

同地でのキャンプを打ち上げ、12日(同13日)には日本へ出発。バッグを肩にかけ、クラブハウスへ引き上げる大谷の足取りは、いつも以上に軽やかだった。(グレンデール=四竈衛)

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