
<センバツ高校野球:組み合わせ抽選会>◇7日
第97回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が7日、大阪市内で行われた。
東洋大姫路は地元兵庫のチームながら「アウェー覚悟」で初戦に臨む。1回戦は壱岐(長崎)に決定。岡田龍生監督(63)にとっては、履正社監督時代の14年春にエース伊藤優輔(現ソフトバンク)を擁する小山台(東京)と対戦して以来、2度目の21世紀枠との対戦となった。当時は11-0で勝利し、初めて決勝へと駒を進めたが、21世紀枠のチームとの対戦は「応援がすごかったですね」と振り返った。
最速147キロを誇るエース阪下漣投手(3年)を軸に打線も強力で、昨秋は17年ぶりに近畿大会を制し、明治神宮大会では4強入り。優勝候補の一角に挙がっていることに指揮官は「下馬評だけがどんどんと高くなって。特に姫路市民の皆さんの期待も大きく、どんどん膨れ上がってるような状態やから、もう街を歩きづらい」と苦笑いした。母校を率いて3年目で、センバツ初の日本一へと導く。