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【センバツ】壱岐エースの浦上脩吾主将「ちょっと怖かった」近畿王者の東洋大姫路との対戦決まり


センバツ高校野球の組み合わせ抽選会が行われ、21世紀枠で初出場となる壱岐高校(長崎)が、東洋大姫路(兵庫)との初戦を20日に戦うことが決定しました。壱岐の坂本徹監督は強豪校との対戦に驚きつつも、壱岐らしいプレーを見せるべく準備を進めると意気込みます。エースの浦上脩吾主将は、相手の強さに不安を抱えつつも、緊張感を持ちつつ初の勝利を目指す決意を示しました。壱岐高校は長崎の離島にあり、21人の部員全員が島内の同じ中学軟式野球部の出身です。創部48年で初の九州大会8強入りを果たし、今大会でも地元の期待を背に挑みます。

対戦校が決まった組み合わせ表(撮影・白石智彦)

<センバツ高校野球:組み合わせ抽選会>◇7日

18日に開幕するセンバツ高校野球の組み合わせ抽選会が行われ、初戦の対戦相手が決まった。21世紀枠で初出場の壱岐(長崎)は、近畿王者の東洋大姫路(兵庫)と大会3日目の20日、第3試合での対戦が決まった。

坂本徹監督(40)は強豪との対戦に「驚いてますけど、楽しみでもあります。高校野球界で優勝候補に挙げられるチーム。秋の近畿大会を制されて神宮大会にも出場されてますし。まずは今まで私たちがやってきた、壱岐高校らしいプレーをまずやること。その準備をしなきゃいけない」と意気込んだ。

エースの浦上脩吾主将(3年)は、対戦が楽しみとしながら、不安な面もちらり。「抽選を引いた瞬間、相手が強いのも分かってましたし、だいぶ緊張してきました。打撃がとてもいいので…。九州大会でも自分はめちゃめちゃ打たれた。もしかしたら、それ以上になるかもしれないと、想像してちょっと怖かったです」。それでも島民の後押しも背に、初勝利に向かうつもり。「どうやったら抑えられるか日に日に考えて、工夫しながらやっていきたい」と話した。

壱岐は玄界灘に浮かぶ離島にある高校で、部員21人全員が島の中学軟式野球部出身。創部48年目で初出場した昨秋の九州大会で8強入り。長崎の離島勢として、上位進出は初の快挙だった。

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