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【センバツ】21世紀枠で初出場の横浜清陵、中国王者の広島商と激突 聖地初陣で強敵撃破なるか


第97回センバツ高校野球大会の組み合わせ抽選会が行われ、横浜清陵(神奈川)が21世紀枠で初出場することが決定しました。彼らの初戦は大会4日目、広島商(広島)との対戦になります。広島商は昨年の中国大会を制し、明治神宮大会でも準優勝を果たした強豪校です。横浜清陵は県大会で粘り強い戦いを見せたことに加えて、自治の精神を持ち、練習メニューを自主的に話し合い決定する姿勢が評価されました。ベースボール外の活動にも力を入れており、「環境係」や「食事係」などの担当を設置し、チームの団結力を高めています。2004年に設立されたこの高校は、初の甲子園出場を目指しさらなる飛躍を図ります。

※写真はイメージ

<センバツ高校野球:組み合わせ抽選会>◇7日

第97回センバツ高校野球大会(3月18日~30日、甲子園)の組み合わせ抽選会が行われ、21世紀枠で春夏通じて初出場の横浜清陵(神奈川)は大会4日目の21日、第1試合で広島商(広島)との対戦が決まった。広島商は昨秋の中国大会を制し、明治神宮大会でも準優勝を果たした。

昨秋の県大会では、公立校で唯一の8強入り。準々決勝では夏の甲子園で8強入りした東海大相模に0-5で敗れたが、粘り強く戦ったことが評価された。21世紀枠は01年から設けられ、神奈川からの選出は初となった。

主体的にメニューなどを話し合って決める「自治」の姿勢も選出の一因となった。新チームから「内野手」「外野手」「走塁」など部門ごとにリーダーを選出。週に1度、リーダー同士で現状を把握しながら練習メニューを練り直している。さらに野球以外にも「環境係」「食事係」「親睦係」などの担当を設置。「親睦係」ではレクリエーションを企画したり、学校から駅まで5~6人の下校班をあみだくじで選出。偏りなく会話を交わせる機会をつくったことで、ベンチワークの活性化にもつながったという。

◆横浜清陵 2004年(平16)、清水ケ丘と大岡の2校を統合して横浜清陵総合高校として誕生の県立校。17年に単位制総合学科から単位制普通科に改編し現校名。生徒数は854人(女子482人)。野球部は部員25人。甲子園は春夏通じて初出場。主な卒業生に俳優の斉藤由貴(清水ケ丘卒)。所在地は横浜市南区清水ケ丘41。

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