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【日本ハム】新庄監督、山崎福也の夢実現に喜び「皆んなを笑顔に出来る福也君」「最多勝ばい!」


日本ハムの山崎福也投手は6日の西武戦で「3番DH」として出場し、幼少期からの夢であった野手としてのプレーを実現させた。試合では内野安打を放ち、監督の新庄剛志もその活躍に喜びを示した。山崎は中学時代に脳腫瘍を克服しており、その後の野球キャリアも順調に進んできた。高校では準優勝を経験し、明治大学ではリーグ通算20勝を挙げた。さらに、2023年オフに国内FA権を行使し、日本ハムへと移籍した。

日本ハム対西武 3回裏日本ハム2死、遊撃内野安打を放つ山崎(撮影・河田真司)

日本ハム新庄剛志監督(53)が7日までに自身のインスタグラムを更新し、山崎福也投手(32)の安打を喜んだ。

日大三時代に「日本ハムの3番打者」を掲げていた左腕は、6日の西武戦(エスコンフィールド)に「3番DH」で出場。夢を実現させると、第2打席で右下手投げの与座から痛烈な遊撃への内野安打を放った。山崎は一塁へ走りながらガッツポーズを見せると、ベンチの新庄剛志監督(53)はコーチ陣とハイタッチを交わした。

新庄監督は、山崎の安打に自身が喜ぶ映像を公開。「しかしいきなり打席に立ってしっかり芯に当てる 何より空振りをしないのが素晴らしい ピッチングも打席くらい野球を愉しんでやってくれればと思うけど、そういう訳にはいかないですね!! 観てくれてる皆んなを笑顔に出来る福也君って本当に素晴らしい 仕草が可愛い 次の夢は最多勝ばい!」と喜びをつづった。

山崎は同校への進学が決まっていた中学3年時、脳腫瘍(小児延髄上衣腫=じょういしゅ)が見つかった。生存率1割とされたが、当時北大病院に勤務していた沢村豊氏が手術を執刀し、命が救われた。高校3年春の10年センバツでは準優勝を達成した。

卒業後は東京6大学リーグの明大に進学し、リーグ通算20勝をマーク。14年ドラフト1位でオリックスへ入団した。21年からリーグ3連覇を果たすと、23年オフに国内FA権を行使し、日本ハムへ移籍した。昨季は10勝6敗。

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