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【なでしこ】FIFAランク5位に浮上、佐々木委員長「いい響きですね」シービリーブス杯V効果


FIFAが発表した最新の女子サッカー世界ランキングで、「なでしこジャパン」が5位に浮上しました。これは2015年12月以来のトップ5入りで、昨年の8位から順位を上げました。佐々木則夫日本サッカー協会女子委員長は、「5位という響きは良い。トップに向かって進む目標が見えてきた」と笑顔でコメントしました。また、シービリーブスカップでの初優勝を振り返り、ニルス・ニールセン監督が選手たちのメンタリティを変え、自信を持って積極的にプレーするよう指導したことを高く評価しました。ニールセン監督の指導法は選手の個性を引き出し、日本の従来の指導法と異なる魅力的なアプローチだと佐々木委員長は感じています。

佐々木則夫女子委員長(2023年11月撮影)

2月のシービリーブスカップで初優勝した女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」が、国際サッカー連盟(FIFA)が6日に発表したランキングで5位に浮上した。前回の昨年12月に発表した時は8位。トップ5入りは2015年12月以来、9年3カ月ぶり。

この日、シービリーブスカップ優勝を振り返るメディア取材に応じていた日本サッカー協会(JFA)の佐々木則夫女子委員長は「久しく5位っていうランキングまで上がっていないので、本当にそれはいい響きですね。やっぱり5位くらいにならないとね。また目指すべきトップっていうのが、こう順位でも少しずつ見えてきたのかなと思うんですけど」と話し、笑みを浮かべた。

なお1位アメリカ、2位スペイン、3位ドイツ、4位イングランドに変動はなかった。

佐々木委員長はまた、初めての大会参加で結果を出したニルス・ニールセン監督の手腕について「我々が世界大会でちょっとこう自信をなくしたり、思い切ってできないことを積極的にやろうねっていうような、マインドを変えてくれた。その中での勝利だったと思います」と回答した。

日本のサッカーを熟知した上で、選手の個性を褒めて引き出してくれていることに感銘を受けた様子。「日本の指導者ではあれほど選手を褒めるってなかなかできないなと思った。僕は褒めるまで3、4年かかりましたから」と言って笑った。

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