starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【DeNA】バウアー「死にかけました」「メンタル的に強くなれた」昨季メキシコでコレラ感染


DeNAベイスターズに復帰したトレバー・バウアー投手が横浜で入団会見を行いました。彼はサイ・ヤング賞を受賞した時と同様の体重を維持し、開幕ローテーション入りに向けて準備万端と語ります。バウアーは復帰の理由として、「勝つことが好きで、勝てるチームに行きたい」と述べ、DeNAの目標との一致と自身の哲学から決断に迷いはなかったと話します。前回の日本でのプレー時よりも多くのポジティブ要素を持ち合わせ、精神的にもタフになったことを強調しました。最大の目標は「沢村賞」の受賞で、サイ・ヤング賞とのダブル受賞という偉業を成し遂げたいという強い願望を持っています。

入団会見に臨み、写真に納まるDeNAバウアー(撮影・江口和貴)

最強助っ人が帰ってきた。2年ぶりに古巣復帰が決まったDeNAトレバー・バウアー投手(34)が3日、横浜市内の球団事務所で入団会見に出席。ネービーのスーツ姿に丸刈りヘアで現れ、復帰を決断した理由や目標に掲げる沢村賞への強い思い、勝利へのこだわりなど、約45分間話し尽くした。サイ・ヤング賞を受賞した20年と同じ体重207ポンド(約93・9キロ)に身体も絞り、開幕ローテーション入りへ万全の状態で臨む。

   ◇   ◇   ◇

バウアーが真価を見せつける。日本で迎える2度目のシーズン。横浜に帰って来る決断は難しくなかった。「勝つことが好きなので勝つことができるチームに行きたかった。(DeNAは)昨年、日本シリーズを優勝してもっとその目標をかなえられると。そして私が大事にしているフィロソフィー(哲学)である『野球を楽しんで勝つ』。それをかなえられる球団はベイスターズしかないと思ってます。なので迷いは一切なかったです」。相思相愛で実現した復帰劇だった。

23年の前回在籍時とは比べものにならないほどのポジティブ要素に満ちている。前回はDV疑惑によるメジャーでの出場停止処分の影響で、公式戦から丸2年遠ざかった中での来日だった。すでに日本の文化も街も同僚も打者の特徴もボールもマウンドも熟知。体重は23年シーズン終了時より4キロ減って、サイ・ヤング賞を受賞した20年と同じ207ポンド(93・9キロ)まで絞っており「キャリアで最も長いオフシーズンでしたけど、しっかり調整することができました。前回来た時よりも仕上がってます」と充実の表情を浮かべた。

昨季プレーしたメキシコではコレラに感染したことを皮切りに、免疫が下がって約1カ月で多くの病気に感染。「死にかけました」と笑いながらも「メキシコで得た経験を元にメンタル的に強くなれたと思います」と強調した。

成長を続ける最強助っ人を突き動かす原動力が優勝以外にもう一つある。「最も大事にしている目標が沢村賞の受賞です。逃すことがあれば、とてもとても悲しい気持ちになると思います」。サイ・ヤング賞と沢村賞のダブル受賞者は歴史上、存在しない。だからこそ欲しい。「両方を成し遂げた人はいないので、そんな偉業を達成できることが喜ばしいこと。自分の活力になっていると思います」と、日本の投手最高の栄誉を狙いに行く。

今後について、同席した萩原常務取締役チーム統括本部長は「登板日自体も楽しみにしていただけたら」と明言はしなかったが、バウアーは「開幕からフルスロットルでやっていきたい」と開幕ローテーション入りを歓迎。進化を続ける最強助っ人が横浜を栄光に導く。【小早川宗一郎】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.