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【DeNA】バウアーの進化を支えた日本人メジャー右腕とは?「ヒントを得ました」


DeNAベイスターズに2年ぶりに復帰した米国投手トレバー・バウアーが、入団会見を行った。バウアーは前回の日本滞在を通じて得た経験を活かし、今後のプレーでの進化に自信を見せた。特に、スプリットボールの精度を向上させ、新たにタイミングをずらす技術を習得したと語った。彼はまた、異なる環境・条件下で得た経験がメンタル強化に役立ったとも述べた。バウアーは前回の日本滞在中に10勝4敗、防御率2.76の成績を収めてチームを牽引し、メキシコでは10勝0敗で年間最優秀投手賞を獲得した。新たな仲間たちとの交流を楽しみながら、メキシコや日本の環境を活かし、チームの戦力として活躍する意欲を示している。

入団会見に臨むDeNAバウアー(撮影・江口和貴)

進化した最強助っ人が帰ってきた。2年ぶりに古巣復帰が決まったDeNAトレバー・バウアー投手(34)が3日、横浜市内の球団事務所にてネイビーのスーツ姿に丸刈りヘアで入団会見に出席した。背番号は2年前と同じ「96」に決定。単年契約で年俸、出来高含めて契約総額600万ドル規模(約9億円)になった。

前回より進化した部分を問われると、大きくうなずきながら語り出した。「前回来日した際に獲得した球種であるスプリット。2年の時を経てより良い精度に仕上げてきました。他にはタイミング、打者とのタイミングをずらすような投球技術を得てきました。(ドジャース)山本(由伸)選手との球宴での会話からタイミングをずらすことへのヒントを得ました。日本とアメリカとメキシコで得た経験を元にメンタル的に強くなれたと思います」とスプリットをグローバルに磨き上げてきた。

そして、自ら口を開いた。「メキシコは高度が高い地域で変化球が意図する球を投げることができない中で投げることが必要だった。日本は湿度が高くてより球が動く環境。球種や配球をより良くすることができると思います」と、その地域に合った最適解を導いていく。

バウアーは2月27日に来日すると、翌28日からさっそく球団施設DOCKで始動。1軍の名古屋遠征に帯同しなかった強化組ナイン全員に向け「見慣れた選手、新しくベイスターズに来た選手、皆さんにお会いできてとてもうれしいです。いろいろ質問などあれば答えたいと思っているので何でも聞いてください」とあいさつしていた。

20年のサイ・ヤング賞をはじめ、MLBでの実績は申し分ない最強助っ人。電撃来日した23年は加入当初こそ、日米の野球の違いから適応に苦しんだものの、10勝4敗、防御率2・76でチームをけん引していた。

球団とは昨季から定期的に交渉の場で話し合いを重ねてきた。昨季はメジャー復帰を目指してメキシコでプレーしたため、日本からは離れたがメキシコでは昨季、14試合の先発で10勝0敗の好成績を積み上げて年間最優秀投手賞を獲得していた。

◆トレバー・バウアー 1991年1月17日生まれ、米カリフォルニア州出身。カリフォルニア大ロサンゼルス校から11年ドラフト1巡目(全体3位)でダイヤモンドバックス入り。インディアンス(現ガーディアンズ)を経て19年7月にレッズ移籍。コロナ禍のため短縮シーズンになった20年に防御率1・73で最優秀防御率に輝き、サイ・ヤング賞受賞。21年ドジャースへ移籍。23年1月に契約解除となり、DeNAと1年300万ドル(当時約4億500万円)で契約。24年はメキシカンリーグのメキシコシティーでプレーし、10勝0敗でリーグ最優秀投手賞に輝いた。185センチ、92キロ。右投げ右打ち。

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