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【DeNA】年俸9億円のバウアー気合の丸刈り「日本一を連覇したい」「沢村賞目指したい」


DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が、横浜での入団会見に出席し、2年ぶりの復帰を果たしました。彼の背番号は以前と同じ「96」で、契約は単年600万ドル(約9億円)に達します。バウアーは「日本一を連覇し、特に沢村賞の受賞を目指したい」と語り、優勝への強い意欲を見せました。MLB時代にはサイ・ヤング賞を獲得した実力者で、2020年には防御率1.73を記録。その後メキシコリーグで10勝0敗の成績を挙げ、最優秀投手賞を受賞しました。入団当初は日本の野球に適応するのに苦労したものの、最終的には10勝4敗、防御率2.76でチームを牽引しました。バウアーの復帰はチームに大きな期待をもたらしています。

入団会見に臨むDeNAバウアー(撮影・江口和貴)

2年ぶりに古巣復帰が決まったDeNAトレバー・バウアー投手(34)が3日、横浜市内の球団事務所で行われた入団会見に出席した。背番号は2年前と同じ「96」に決定。単年契約で年俸、出来高含めて契約総額600万ドル規模(約9億円)になった。

日本の地で成し遂げたいことは? ネイビーのスーツ姿に丸刈りヘアという、気合満点のスタイルのバウアーは「勝つことが好きなのでまずは勝ちたいという強い思いを持ってます。メキシコでも優勝できたので優勝したいし、日本一を連覇したいと思っています」と話し、個人的な目標に「私にとって特別な沢村賞の受賞を目指したい。それを逃すことがあればとてもとても悲しい気持ちになると思います」と掲げた。

バウアーは2月27日に来日すると、翌28日からさっそく球団施設DOCKで始動。1軍の名古屋遠征に帯同しなかった強化組ナイン全員に向け「見慣れた選手、新しくベイスターズに来た選手、皆さんにお会いできてとてもうれしいです。いろいろ質問などあれば答えたいと思っているので何でも聞いてください」とあいさつしていた。

20年のサイ・ヤング賞をはじめ、MLBでの実績は申し分ない最強助っ人。電撃来日した23年は加入当初こそ、日米の野球の違いから適応に苦しんだものの、10勝4敗、防御率2・76でチームをけん引していた。

球団とは昨季から定期的に交渉の場で話し合いを重ねてきた。昨季はメジャー復帰を目指してメキシコでプレーしたため、日本からは離れたがメキシコでは昨季、14試合の先発で10勝0敗の好成績を積み上げて年間最優秀投手賞を獲得していた。

◆トレバー・バウアー 1991年1月17日生まれ、米カリフォルニア州出身。カリフォルニア大ロサンゼルス校から11年ドラフト1巡目(全体3位)でダイヤモンドバックス入り。インディアンス(現ガーディアンズ)を経て19年7月にレッズ移籍。コロナ禍のため短縮シーズンになった20年に防御率1・73で最優秀防御率に輝き、サイ・ヤング賞受賞。21年ドジャースへ移籍。23年1月に契約解除となり、DeNAと1年300万ドル(当時約4億500万円)で契約。24年はメキシカンリーグのメキシコシティーでプレーし、10勝0敗でリーグ最優秀投手賞に輝いた。185センチ、92キロ。右投げ右打ち。

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