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大谷翔平、実戦2試合目は2打数1安打で交代 左手地面に付けない新スライディングを初披露


ドジャースの大谷翔平選手はオープン戦でホワイトソックスと対戦し、「1番DH」として出場。初打席では見逃し三振を喫したが、4回には内野ゴロを中前打に変える活躍を見せた。守備でも新しいスライディング技を披露したことが注目された。2打数1安打でベンチへ戻った大谷は、昨年ドジャースに移籍し、打者専念で54本塁打と59盗塁を記録し、史上初の「50-50」を達成。ポストシーズンでも活躍し、チームをワールドシリーズ制覇へ導いた。今季は右肘の手術からの投手復帰を目指している。

オープン戦・ドジャース対ホワイトソックス 4回裏ドジャース無死、中前打を放つ大谷(撮影・菅敏)

<オープン戦:ドジャース-ホワイトソックス>◇2日(日本時間3日)◇アリゾナ州グレンデール

ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」で出場し、2打数1安打でベンチに退いた。

第1打席は右腕マーティンと対戦。フルカウントからの7球目、外角低めの際どいスライダーを見送り一塁へ歩きかけたが、判定はストライクで見逃し三振に倒れた。

4回無死で右腕アダムスと対戦。初球の内角90・2マイル(約145キロ)のカットボールを、詰まりながらも中前に落として出塁した。続くT・ヘルナンデスの三ゴロで二塁封殺となったが、左手を地面に付けない新スライディングを見せた。

6回無死の第3打席で代打グリフィンが送られ、お役御免となった。

実戦は2月28日(同3月1日)のエンゼルス戦以来2試合目。同日の第1打席では、菊池雄星投手(33)から左翼席へ先頭打者アーチを放っていた。

ドジャースへの移籍1年目となった昨季の大谷は、23年9月に受けた右肘手術の影響で打者に専念。54本塁打と59盗塁で史上初の「50-50」を達成した。自身初のポストシーズン(PS)では16試合で3本塁打を放ち、ワールドシリーズ(WS)を制した。11月にはWS第2戦で盗塁を試みた際に負傷した左肩を手術。今季中の投手復帰を目指し、2月15日(同16日)のキャンプで約5カ月ぶりのブルペンに入っている。

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