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元侍ジャパン監督で、日本ハムCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)を務める栗山英樹氏(63)を取り上げたNHK「プロフェッショナル 心に火を、ともに未来を~栗山英樹~」が17日、放送された。
昨季限りで現役引退したた鍵谷陽平氏(34)を「ベースボールオペレーション部オペレーション」という球団スタッフに招き入れた経緯について明かした。
栗山CBOが解説者時代に、米メジャーの取材を重ねる中で必要性を感じていた、コーチ陣とアナリストの間を横断的に見るコーディネーター的な新たなポジション。鍵谷氏とは、自身が監督時代に触れ合い、感じたことがあった。「自分が新人で一生懸命なのに、周りの選手のケアをしてくれたりだとか、世話をしてくれたりだとか。ジャイアンツに行ってもすぐチーム全体の投手陣を考えたりして、信頼されているという話も聞きました。彼の人としての魅力っていうんですかね」。選手としての苦労を知りながらも、周囲に目配りが利く人柄を評価しての判断だった。