
<ブンデスリーガ:レーバークーゼン0-0Bミュンヘン>◇15日◇第22節◇バイ・アレーナ
首位バイエルン・ミュンヘンのDF伊藤洋輝(25)が、アウェーの2位レーバークーゼン戦に左サイドバックで先発し、移籍後のリーグ戦初出場を果たした。後半23分までプレーし、試合は0-0で引き分けた。
伊藤が初先発で奮闘した。前半39分にイエローカードを受けたが、体を張って相手のカウンターを阻止。後半21分には危機察知能力の高さを見せ、ゴールライン上で相手の決定機を防いだ。CKからレーバークーゼンのテラがヘディングで合わせたが、伊藤が素早くシュートコースに入って頭ではね返した。
25歳の日本代表DFは昨年夏にBミュンヘンに加入したが、7月のプレシーズンマッチで中足骨を骨折。回復に向かっていた中、11月に再手術を受けて長期離脱を余儀なくされた。3日前の欧州チャンピオンズリーグ(CL)セルティック戦で後半33分から出場し、加入後の公式戦初出場を果たした。
自身のインスタグラムで「半年間のリハビリをサポートしてくれた方々に感謝します。また一つ子供の頃からの夢がかないました。またここから新たなスタートをバイエルンミュンヘンで。本当にありがとうございました」とつづっていた。
0-0の後半23分に交代。レーバークーゼンが攻勢を強め、試合終盤にはMFビルツが決定機に絡むも、GKノイアーが好セーブを連発。そのままスコアレスドローに終わった。