【大宮】世界的名将クロップ氏が来日「レッドブル」買収後の初陣、セレモニー登場で場内どよめく

ユルゲン・クロップ氏（2020年3月3日撮影）

＜明治安田J2：大宮－山形＞◇15日◇第1節◇第1日◇NACK

J2復帰したRB大宮アルディージャが、レッドブル社に買収されて以降の初陣を迎えた。同社のヘッド・オブ・グローバル・サッカーを務める世界的名将、ユルゲン・クロップ氏（57）が来日して来場。名が呼ばれ、セレモニーに登場すると満員の場内がどよめいた。

ドルトムント（ドイツ）やリバプール（イングランド）でブンデスリーガ、プレミアリーグや欧州チャンピオンズリーグ（CL）などタイトルを量産した知将は、今年1月、レッドブル社のグローバル・サッカー部門責任者に就任し、この開幕戦を視察すると発表されていた。

到着すると、テクニカル・ダイレクター（TD）の元ドイツ代表FWマリオ・ゴメス氏とともにVIPルームから顔を出し、気さくに手を振って声援に応えていた。

大宮は昨年10月、世界的飲料メーカーのレッドブル社に株式を100％取得され、生まれ変わった。クラブ名にドイツ語の「Rasen Ballsport（芝生の球技）」を意味する「RB」が冠され、エンブレムなども変更となった。チームカラーのオレンジは尊重されている。