starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【ソフトバンク】一から出直し守護神オスナ「エクセレントな1年に」信頼する父の指導受け復活誓う


ソフトバンクのロベルト・オスナ投手が、宮崎春季キャンプに合流した。昨シーズンの不調を乗り越え、再びキャリアのピークを目指すと宣言。彼は昨季、39試合に登板し防御率は3.76、24セーブを記録したものの、自己最高とは程遠い成績だった。腰の怪我で一時チームを離れたが、今回のオフシーズンではメキシカンリーグでプレーしていた父親の指導を受け、フォームやトレーニング方法を見直した。その結果、新シーズンは「エクセレントな1年」を誓う。ファンの期待に応え、守護神としての役割を再び果たす覚悟を固めた。

キャンプ地に到着したソフトバンクのオスナ(右)は、アルメンタと笑顔で話す(撮影・岩下翔太)

守護神が完全復活宣言だ! ソフトバンクのロベルト・オスナ投手(30)が13日、宮崎春季キャンプ第3クール最終日にチームに合流した。14日までは独自調整が許される「S組」も、ひと足早いキャンプインでキャッチボールなどで汗を流した。昨季は故障などに苦しみ、計39試合登板で防御率3・76。再起を期す今季へ「エクセレントな1年にする」とキャリアハイの成績での巻き返しを誓った。

   ◇   ◇   ◇

南国の宮崎でタカ党が沸き上がった。「オスナ~」。助っ人守護神の人気ぶりは健在だ。キャッチボールを終え、引き揚げる際に大勢のファンがサインを求めて押し寄せる。一緒にチームへ合流したヘルナンデスと笑顔で対応し、時間の許す限りペンを走らせた。黄色い声援を受け、今季に懸ける思いも強くした。「ファンの方にも安心して『9回を(任せられる)』と思ってもらえるように。新シーズンに備えたい」と気持ちを引き締めた。

抱くのは「悔しさ」だ。昨季は39試合に登板。24セーブを挙げるも、防御率3・76は来日3年目で自己ワーストだ。昨年8月には腰部の治療で渡米し、約1カ月もチームから離脱した。チームは4年ぶりリーグ優勝も、自身は故障に不調と苦しいシーズンを送った。「自分が期待に応えられなかった。去年は1試合も満足した投球はなかった」。リーグ優勝に貢献したが、守護神の役割を十分に果たせなかった思いが強い。

巻き返しに向け、オフは一から出直した。「父でもあり、尊敬できるコーチ」。そう表現する父は22年間メキシカンリーグでプレーしていたという。「気になることは何でも直してくれる」と信頼する父の指導を受けた。トレーニング方法、投球フォームを見直し「全てを変えた。変えなきゃいけなかった」。これまで多くの実績を積み上げてきたが、現状打破へモデルチェンジを図った。「試合で投げて、成果が出れば」と、まずはオープン戦でチェックするつもりだ。

イメージする復活像は2年前だ。移籍1年目の23年に49試合に登板し、26セーブ、防御率は驚異の0・92をマークした。「超える成績を残したい。グッドじゃなくて、エクセレントな1年にする」と腕ぶした。かつての無双ぶりを再び-。タカのクローザーが覚悟を持って、完全復活に突き進んでいく。【佐藤究】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.