レアル・マドリードは2日、ドイツ代表DFリュディガー(31)が右膝大腿(だいたい)二頭筋を負傷したことを発表した。
リュディガーは1日にアウェーで行われたスペインリーグ第22節エスパニョール戦で先発出場したものの、右足を負傷し、前半15分にアセンシオとの交代を余儀なくされた。クラブは試合翌日に検査を実施し、右足大腿(だいたい)二頭筋負傷と診断されたことを発表。スペイン紙アスは全治2~3週間と伝えている。
これによりリュディガーは、8日にホームで行われるアトレチコ・マドリードとのスペインリーグ首位対決、11日にアウェーで開催されるマンチェスター・シティー相手の欧州チャンピオンズリーグ・プレーオフ第1戦の欠場が決定的になっただけでなく、19日にホーム開催のプレーオフ第2戦にも間に合わない可能性が高い。
Rマドリードは昨季に続き、今季も守備陣のけがに大いに苦しめられている。ここまでカルバハルとミリトンが前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがに見舞われ、シーズン中の復帰が非常に厳しい状況にある。
リュディガーは今季ここまで、守備の大黒柱としてチームが戦った36試合のうち35試合(先発34試合)に出場し、2ゴールを決めている。(高橋智行通信員)