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【中日】ドラ1金丸夢斗「御前投球」はこだわらず「その時点で持っていることをアピール」


中日のドラフト1位である投手、金丸夢斗が沖縄キャンプで順調に調整を進めています。練習では昨春痛めた腰の状態を確認しながら、キャッチボールの距離を徐々に伸ばしています。2月1日から始まる沖縄キャンプでは2軍読谷組からスタートし、一歩ずつ着実に進んでいます。井上一樹監督は2月5日に視察の可能性を示唆していますが、金丸は変わらない調整メニューを貫く考えです。彼はブルペンでの投球に対し自分のペースを重視し、焦ることなく堅実な調整を続けて開幕を目指しています。

中日金丸夢斗(2025年撮影)

中日ドラフト1位金丸夢斗投手(21=関大)は沖縄キャンプも調整の階段を一歩ずつ登る。

井上一樹監督(53)は1軍北谷組の初休日となる2月5日に2軍読谷組視察の可能性を示したが「変わったことはせず、その時点で自分の持っていることをしっかりアピールしたいです」と調整プラン不変を示唆。注目される本格的な初ブルペンは「御前投球」にこだわらない姿勢を示した。

ナゴヤ球場で行われている新人合同自主トレでは、昨春痛めた腰の状態を見極めながら、キャッチボールの距離も40メートルまで広がった。この日は21日以来、捕手役をそのまま座らせて平地で力のこもったボールを投げるなど順調な調整が続く。2月1日からの沖縄キャンプは万全を期すために2軍読谷組スタートだが、着実に前進中だ。

現時点でキャンプ第1クールの本格投球は構想に入っておらず、指揮官が視察に訪れたとしても変更は想定していない。不動心で開幕からのフル稼動に向けて調整を進める構えだ。

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