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鈴木おさむ氏、フジ10時間超の会見「メディアの終焉にスイッチを入れたんじゃないか」持論展開


元放送作家で実業家の鈴木おさむ氏がフジテレビの「めざまし8」に生出演し、中居正広氏の女性トラブルに関する長時間の会見について言及しました。彼は、この10時間以上に及ぶ会見が一般の人々にショッキングな印象を与え、一部の視聴者をフジテレビから離れさせる可能性があると指摘しました。また、テレビメディアの信頼が揺らいでいる現在、制作スタッフが視聴者に面白いと感じてもらえる番組を提供し続けることがブレーキになると述べました。さらに、会見がテレビ業界にとてつもないインパクトを与えたことを強調しました。

鈴木おさむ氏(2024年6月撮影)

元放送作家で実業家の鈴木おさむ氏(52)が28日、フジテレビ系「めざまし8(エイト)」(月~金曜午前8時)に生出演。中居正広氏(52)の女性トラブルに同局社員が関与したなどと報じられた件について、同局が行った10時間以上にわたる2度目の会見について言及した。

10時間超の会見について「面白いって興味本位な人もいれば、関係者じゃなくて一般の人が子供に見せられないとか、見せたくないとか。嫌だと思った人もいると結構思います。テレビ、フジテレビに対して嫌だなって思った人もすごくいると思います。内容だけじゃなく」と話した。

そして「リモコンの8をこれから押す時にちゅうちょしたり、このことを思い出す人もすごく多いと思う。テレビメディアの終焉(しゅうえん)だっていう人もいるし、それを期待している人もいる。その中で言うと、昨日テレビで10時間放送されているということは、僕はメディアの終焉というか、そういうことにスイッチを入れたんじゃないかなって思ってます」と持論を展開した。

「ただ、今日も撮影しているバラエティーのスタッフがいて、ドラマのスタッフもいるじゃないですか。自分がつくったものを面白いと思って届けて、そういう番組をみんなが躊躇なくポチって押せるような日が来るように。テレビの終焉って言われてることに対してブレーキをかけるようなことを、上の人だけじゃなくて現場も頑張っていかないといけない。大変なこと。僕はそこに対して思う気持ちがあります」

こう続けた上で「ただとてつもないインパクト与えてしまった。すごいことがテレビで放送されていたなって思います」と語った。

会見は27日午後4時から始まり、会見が終了したのは28日午前2時23分だった。報道陣から質問が絶え間なく続き、1度の休憩を挟み、終了までに10時間23分を要する異例の長丁場となった。

会見には、27日に退任を発表した同局元会長の嘉納修治氏(74)や元社長の港浩一氏(72)、遠藤龍之介同局取締役副会長(69)金光修フジ・メディア・ホールディングス代表取締役社長(70)、28日付で同局の社長に就任する清水賢治氏(64)が出席した。

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