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【高校サッカー】前橋育英Vへのカギはジョーカー白井誠也「メッシ参考」ドリブルで相手切り裂く


前橋育英高校サッカー部のMF、白井誠也が全国高校サッカー選手権の決勝へ向けて準備を進めている。白井は小柄ながらも卓越したドリブル技術を持ち、『スーパーサブ』として試合の流れを変えることが期待されている。彼のプレイスタイルはメッシやアザールに影響を受け、鋭いカットイン能力と相手の防御を切り裂く間合いの取り方が特徴です。前回の準決勝では、40mのドリブルから得点を挙げるなど目覚ましい活躍を見せた。決勝の相手である流通経大柏はハイプレスを武器とする強豪だが、監督は「白井が登場することで相手にプレッシャーを与えられる」と期待を寄せる。彼の動きによって他の選手もより自由に動けるため、優勝の鍵を握る存在と言える。

翌日の決勝に向けてコンディション調整に励む前橋育英MF白井誠也

全国高校サッカー選手権決勝が13日、東京・国立競技場で行われる。7大会前のファイナルと同じく流通経大柏(千葉)と前橋育英(群馬)が対戦し、ともに2度目の優勝を目指す。都内で決戦に備えた前橋育英はジョーカー的役割を担うドリブラーのMF白井誠也(2年)が日本一へ気持ちを高めた。

   ◇   ◇   ◇

前橋育英にはスーパーサブ白井がいる。161センチと小柄で幼少期からの丸刈り頭がトレードマーク。その武器は、相手につかまらない俊敏性に富んだ“こだわり”のドリブルだ。「メッシ、アザールを参考に、小さい時からずっと練習しているのが今につながっています」。小さな体を逆手に、相手の懐へ潜り込む。食い付かせたところで次々とはがしていく。そのポイントは「間合い」。相手包囲網をまさにジャックナイフのように切り裂いていく。

準決勝の東福岡戦でも後半開始から投入されると、40メートルドリブルでチャンスを広げ、最後は自らゴールまで決めてみせた。流通経大柏は激しいハイプレスから畳みかけてくる剛のチーム。1点勝負は必至で、白井の投入どころが優勝へのカギとなる。山田耕介監督は「相手が疲れた時に出てくるとガーッと行けちゃいますんで、(相手は)やだなと感じますよね」。白井の動きによってオノノジュ慶吏、佐藤耕太の3年生2トップもより自由にプレーできる。

白井は小学生時代の19年12月にバディーSC(神奈川)で日本一に輝いている。「あの経験が今の自信につながっている」。あれから5年、再び全国制覇に挑むが「相手の守備が堅い中でドリブルで行く場面は重要になると思います」。ここは柔を持って剛を制す。【佐藤隆志】

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