全国高校サッカー選手権の4強に進出している流通経大柏(千葉)が7日、千葉・柏市内で調整した。
4日に準々決勝を戦い、5日にリカバリーして、6日のオフを挟んで再始動。明るい雰囲気の中、ゴール付きの対人ゲームなども含めた激しいメニューで汗を流した。
湘南ベルマーレ内定のDF松本果成(3年)は、大会直前に体調不良に陥った影響もあり、途中出場が続いている。この日の練習ではキレのある動きを見せており「コンディションは良いですね」と話した。
本職はサイドバックだが、2、3回戦ではFWでプレーした。上田西(長野)との準々決勝では、前半33分から今大会初めて右サイドバックで出場し、1アシストを記録。「やっぱり自分としてもサイドバックの方がやりやすくて、サイドの方がいいなというのは改めてわかった」と武器の上下動に自信を深めた。
準決勝まで1週間空くことでコンディションも上向きだ。どんな形であれ、国立の舞台で活躍する準備はできている。「ここまでなかなか自分のしたいことができてない状況なので、準決勝はスタートとかスタートじゃないとか、そういうのは関係なく途中からだとしても、この前みたいにアシストをマークしたりというのは狙っていきたい」と力を込めた。【佐藤成】