スペインリーグのクラブに所属する85人が今年6月30日に契約満了になることを、スペイン紙アスが12月31日に報じている。
スペインリーグでは今季終了後に多くの選手が所属クラブとの契約を終えるため、来季に向けて1月1日より他のクラブと自由に交渉できる状況になっている。
上位陣に目を向けると、レアル・マドリードではモドリッチ、ルーカス・バスケス、バジェホに現時点で退団の可能性が出ている。この中で同クラブの最年長出場記録を持つ39歳のモドリッチは来季も契約延長した場合、少なくとも40歳まで現役を続けることになる。
バルセロナではイニゴ・マルティネスと重傷を負ったテア・シュテーゲンの代役として急遽加入したシュチェスニーの2人のみ今季終了後に契約が満了する。
リーグ戦首位に立つアトレチコ・マドリードでは、キャプテンのコケ、ヘイニウド、ヴィツェル、アスピリクエタの契約切れが間近に迫っている。
日本人選手が所属するクラブに目を向けると、久保建英が所属するレアル・ソシエダードでは、オラサガスティと今季絶望濃厚のトラオレが現時点で6月30日に契約が満了する。
浅野拓磨が今季加入したマジョルカでは、バリエント、ダニ・ロドリゲス、モレイ、ロベルト・ナバーロ、クエジャルのチームの重鎮を含む5人の契約が今季終了後までとなっている。
その他、ビッグネームやベテランではアルビオル(ビリャレアル)、ハメス・ロドリゲス(ラヨ・バリェカノ)、バルトラ(ベティス)、デ・マルコス(ビルバオ)、ユーリ(ビルバオ)、キケ・ガルシア(アラベス)などの契約があと半年で満了する。(高橋智行通信員)