全国高校サッカー選手権は4日、第5日の準々決勝4試合が千葉市のフクダ電子アリーナと川崎市のUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、ベスト4が出そろった。準決勝(11日、東京・国立競技場)の組み合わせが決まり、東福岡-前橋育英(群馬)と、流通経大柏(千葉)-東海大相模(神奈川)になった。
初出場の東海大相模は、明秀学園日立(茨城)を2-1で破って4強。初出場校の準決勝進出は18年度の瀬戸内(広島)以来6大会ぶりで、首都圏開催となった76年度以降では9チーム目となった。
17大会ぶり2度目の優勝を目指す流通経大柏は、前回出場時以来7大会ぶり4強を狙った上田西(長野)に8-0と爆勝した。
9大会ぶり4度目の日本一へ突き進む東福岡は、静岡学園との「高円宮杯U-18プレミアリーグ西地区対決」に勝利。0-0からのPK戦を5-4で制し、今大会無失点を続けた。
優勝した17年度以来7大会ぶり2度目、新国立では初となる頂点をうかがう前橋育英は、前回ベスト4の堀越(東京A)に1-0で競り勝った。