ナショナルズが、ダイヤモンドバックスからFAとなった通算171本塁打のジョシュ・ベル内野手(32)と1年600万ドル(約9億3000万円)で合意したと29日(日本時間30日)、MLB公式サイトが伝えた。22年7月以来の古巣復帰となる。一塁は先週レンジャーズからトレードで獲得したネート・ロー(29)が務めるとみられ、ベルはDHで起用される見込みだ。
ベルは16年にパイレーツでデビューし、17年に両打ちのリーグ新人記録を更新する26本塁打を放って新人王投票3位にランクイン。19年には自己最多37本塁打を放ってオールスターに選出された。20年オフにナショナルズにトレードで移り、22年8月にフアン・ソト外野手とともにパドレスに移籍。23年はガーディアンズからマーリンズ、今季はマーリンズからダイヤモンドバックスと3年連続でトレード期限に移籍している。今季2チームで計145試合に出場し打率2割4分9厘、19本塁打、71打点、OPS.725。メジャー通算打率2割5分8厘、171本塁打、613打点、OPS.790。