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新潟レディースU-18稲垣遙主将「らしさ貫く」全日本U-18女子選手権に向け気合MAX


新潟レディースU-18を率いる稲垣遥選手は、全日本U-18女子サッカー選手権に向けて意欲を見せています。稲垣選手は、9月に右足腓骨を骨折して以来の復帰を果たし、チームの初戦突破に強い決意を抱いています。彼女のプレースタイルは、正確なキックと積極的なサイドの上下動が特徴で、攻守の要としての役割を果たしています。本年度は主将として、少ない3年生メンバーをまとめ、下級生と共にチームを牽引しています。特に注目されるのは、スピード豊かなFW菊池咲那選手とDF登坂夢愛選手で、彼女たちへのパス供給がチームの攻撃的なプレースタイルを際立たせています。主将として稲垣選手は「チームワークが強み」と語り、全国大会上位進出を目指します。

新潟レディースU-18をけん引する稲垣主将(撮影・小林忠)

全日本U-18女子サッカー選手権が来年1月3日に大阪で開幕する。北信越代表のアルビレックス新潟レディースU-18は、1回戦で関東第4代表のノジマステラ神奈川相模原ドゥーエと対戦する。9月の練習中に負った右足腓骨(ひこつ)骨折から復帰した右DF稲垣遙主将(3年)は、「キックオフから自分たちらしさを貫き、必ず初戦を突破したい」と気合を入れる。

正確なキックとタッチライン際を激しく上下動する運動量が武器。攻守でシステムを変えるチームの核を担う。だが、全国出場を懸けた11月の北信越予選は右足骨折の影響でベンチ外。「みんなが連れてきてくれた全国の舞台。次は私の番。プレーで恩返しする」と誓っている。

最終学年の本年度は主将としてプレーと気配りでチームを引っ張ってきた。3年生は4人と少なく、スタメンには1、2年生が並ぶが「頼もしい選手がそろっている」と自信を示す。得点源は背番号10を背負うFW菊池咲那とDF登坂夢愛(ともに2年)。スピード豊かにゴールに迫る2人への配球を繰り返す右サイドバックは、「ウチの強みはチームワーク。互いの良さを引き合い出しながら勝ち上がりたい」と上位進出を宣言した。【小林忠】

◆稲垣遙(いながき・はるか)2007年(平19)1月7日生まれ、新潟市出身。南万代フットボールクラブ(女池小)-新潟レディースU-15(鳥屋野中)-同U-18(万代高)。160センチ。利き足は右。

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