NHKは29日、NHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ」を放送し、大谷翔平投手(30)が感じたドジャースの真の強さが明かされた。
今ポストシーズン(PS)はフレディ・フリーマン内野手(35)が、右足首の捻挫と肋(ろく)軟骨の骨折を抱えながら強行出場。フリーマンは「私はベンチで他の選手を鼓舞する言葉を発するタイプではない。どちらかというと姿勢で示す方だ。野球をリスペクトし、全力でプレーしてきた。そうすれば報われる」と、選手生命をかけてのプレーを振り返った。
大谷はエンゼルス時代の6年間、PSの進出がなし。フリーマンをはじめ、スター選手でも勝利に徹する姿に「単純な戦力差に見えがちだと思うんですけど、必ずしもそれだけではないですし。むしろそれ以外のところが常に勝っていくチームは違うと思う」と、名門ドジャースの底力を語った。