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ロバーツ監督、大谷翔平の「水原騒動」後の変化語る「翔平は以前より自立した強い人間になった」


NHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ」では、大谷翔平選手の成長と変化が取り上げられました。彼は通訳の水原一平被告の違法賭博問題以後、自己ワーストの成績を経験しましたが、関係を絶った後には自立した強い人間になったと語られています。ロバーツ監督は、大谷が自己管理を徹底し、様々な面で自立することが成長に繋がったと評価。大谷自身も負い目を感じずにプレーする重要性を認識し、チームやファンに認められることを重視しています。この状況を通じて、大谷は内面的にも大きな変化を遂げ、メジャーリーグでより一層成長しました。

リーグ優勝を決め、ロバーツ監督(左)にビールをかけるドジャース大谷(2024年10月20日撮影)

NHKは29日、NHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ」を放送。ロバーツ監督や同僚が、「水原騒動」以後の大谷の変化を明かした。

ドジャース大谷翔平投手(30)は3月の韓国での開幕戦直後、当時通訳だった水原一平被告の違法賭博問題が発覚。その後は自己ワーストの開幕から40打席本塁打なしと苦しんだ。

ロバーツ監督は、大谷が水原被告との関係を絶った後の変化を説明。「翔平は以前より自立した強い人間になった。すべて自分でしなければならなくなったけど、それは彼にとってよいことだった。あまり誰かに頼りすぎると、それが成長を妨げることもある。以前は球場までの運転さえ、自分でしなかった時もあったが、自分で運転するようになり、予定表の受け取りなども自分でするようになった。それでようやく、翔平は本当の自分になれた」と語った。

大谷は「僕は負い目を感じることもないので。何を言われてもグラウンドで自分の仕事したいなと。自分が好きでここまで(野球を)やってきて、やっとこれたこういうところ(メジャーリーグ)で、そういう風に(負い目を感じて)思ってプレーすること自体がもったいない。あんまりグラウンドとグラウンド外のところで、引きずることはなかった。ラインアップの1人として、チームになじみたいなとか、ファンに認められたかった」と当時の心境を明かした。

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