川崎フロンターレは20日、FW遠野大弥(26)が、来季横浜F・マリノスへ完全移籍することを発表した。
20年にJFLのHonda FCから加入すると、アビスパ福岡へのレンタル移籍し、21年に帰還。川崎Fでは公式戦通算170試合に出場し、21得点を挙げた。
クラブを通じて「まずは4年間という短い間でしたが、ありがとうございました」とコメント。「苦楽を共にしてきたチームのみんなやスタッフの皆さんには感謝をしています。自分の目標を考えるにあたり、このタイミングしかないと思い決断しました」と移籍の経緯を説明した。
さらに「決して簡単ではない、この選んだ道を正解にできるように自分なりに頑張っていきます」とし、「このクラブに来られてよかったです。4年間ありがとうございました」と感謝を伝えた。
本職はFWだが、サイドやインサイドハーフ、トップ下などで起用されることが多く、ポジション問わず高いレベルでパフォーマンスを発揮した。
ユーティリティー性だけでなく、パンチ力のあるシュートやハードワークでチームに欠かせない存在だった。来季から指揮をとる長谷部茂利新監督新監督(53)とは福岡時代に師弟関係だったが、新天地を選んだ。