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【なでしこ】監督決定は年越しへ「来月に契約まで行く状況ではない」佐々木則夫女子委員長


日本サッカー協会女子委員長の佐々木則夫氏が、女子日本代表監督の任命が年内には決まらない見込みであることを明らかにしました。11月20日に開催された女子委員会でも決定に至らず、年内に契約を締結することは難しい状況です。新監督の招聘が長引いている背景にはパリオリンピック後の池田太前監督の退任があります。佐々木委員長は次の監督選出について「年明け1月には方向性を示さなければならない」と述べており、2月に開催される国際親善大会「シービリーブスカップ」に間に合わせる意向を示しています。大会ではオーストラリア、コロンビア、米国との試合が予定されています。

佐々木則夫女子委員長(2023年11月24日撮影)

日本サッカー協会(JFA)の佐々木則夫女子委員長(66)が21日、都内で取材に応じ、女子日本代表監督が年内に決まらないことを報告した。

20日に女子委員会が行われたが、決定には至らなかった。佐々木委員長は「まだ進行的には、終盤には来ていますが、まだ決定していません。決定したらみなさんにいち早く報告する」と明かした。

当初は年内決着を目指してきたが「来月に契約まで行く状況ではない」と年越しが決定的な状況。「年明けの1月には方向性を示さないと2月のシービリーブスカップに間に合わないので必ずや間に合わせたい」とした。

なでしこジャパンは今夏のパリオリンピック(五輪)後に池田太前監督が退任。新監督招聘(しょうへい)が難航し、10月に東京・国立競技場で行われた韓国との親善試合では佐々木委員長が監督代行を務めていた。

10月に、佐々木委員長は「候補とか、良い人材いるなとか、いろいろなことが交錯している。年内にはなんとか頑張ります」と年内決着を目指していた。

チームは来年2月に米国で開催される国際親善大会「シービリーブスカップ(杯)」に参加することが決定。5度目の参加で2月20日にヒューストンでオーストラリア、23日にグレンデールでコロンビア、26日にサンディエゴで米国と対戦する。

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