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日本らしいもてなしが話題=松山の優勝者ディナー―マスターズゴルフ


 【オーガスタ(米ジョージア州)時事】男子ゴルフのメジャー大会、マスターズ・トーナメントでは、開幕2日前に歴代優勝者が集う「チャンピオンズディナー」が開かれる。今回は前年勝者の松山英樹がメニューを決定。日本らしさが表れた5日夜のもてなしが話題を集めた。  すしと刺し身、焼き鳥の前菜から始まるメニューを、ヤフー・スポーツは「強力なラインアップだ」と報道。メインにタラの西京焼きと宮崎牛、デザートにはいちごの「あまおう」が使われ、一部の食材はオーガスタ・ナショナルGCのシェフらを通じて、日本から取り寄せられた。  過去に宮崎の試合でプレーした経験があるジョーダン・スピース(米国)は、ディナー当日にメニューを知り「(自身の地元でステーキが名物の)テキサスの人は怒るかもしれないが、宮崎牛は最高なんだ。本当に楽しみ」と喜んだ。  ディナーに出席できるのは歴代優勝者と同GCのフレッド・リドリー会長のみ。地元メディアによると、食事の前には1961年に米国勢以外で初の優勝者となったゲーリー・プレーヤー氏(南アフリカ)が、日本語で松山を歓迎。通訳を伴わずに臨んだ松山も英語のあいさつをしたという。  バッバ・ワトソン(米国)はツイッターに「最高のスピーチだった」と投稿。出席者の集合写真では、ジャック・ニクラウス氏やタイガー・ウッズ(ともに米国)らと共にグリーンジャケットを着た松山も、最前列で笑顔を見せた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕5日に行われた「チャンピオンズディナー」で記念撮影に納まる松山英樹(前列左から3人目)ら(マスターズの公式ツイッターより)
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