桃田、風の対応に苦慮＝全英バドミントン

　２０１９年覇者の桃田は会場内に流れる風の対応に苦しんだ。前日までと「全然違った」と困惑し、第１ゲームを７―２１で簡単に落とした。第２ゲームは積極的に前に出て取り返したものの、最後は１１―１１から１０連続失点。「対応力がなかった。スピードを上げた時の精度が低かった」と敗因を挙げた。 　昨年に続き、前回覇者のリー・ジージャに準々決勝で敗れた。それでも、２回戦では東京五輪とトマス杯で屈した因縁の許※熙（※ニンベンに光、韓国）に雪辱を果たし、「一つ山は越えられたかな」と前を向いた。世界ランキング２位につける日本のエースは、一歩ずつトップ返り咲きを目指す。（バーミンガム時事）【時事通信社】