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「金メダル、笑い話ではない」=藤沢らとの一問一答〔五輪・カーリング〕


 カーリング女子決勝で敗れて銀メダルとなった日本の藤沢五月、吉田知那美、鈴木夕湖、吉田夕梨花との主なやりとりは次の通り。  ―前回よりいい色のメダル。  藤沢 決勝は自分たちの納得のいく試合ではなかったので、こんなに悔しい表彰台はあるのかと感じた。(最後の一投は)私の五輪で最後のショットになるんだなと思いながら、ちょっと寂しさがあった。うれしさ半分、悔しさ半分。  吉田知 ゴールは達成できなかったが、過ごしてきた時間は間違っていなかったと、このメダルに言ってもらっている気持ち。  ―どこがうまくいかなかったか。  藤沢 (スキップの)私のところで決め切れなくて追い付くことができず、相手に重圧をかけられなかった。  ―右手に書かれていた文字は。  藤沢 (リンド)コーチに書いてもらった「自分を信じて」。  ―チームメートへの思いは。  吉田夕 夕湖さんと20年以上、家族以上に同じ時間を過ごしてきた。隣にいてくれて、本当にありがとう。  鈴木 カーリングをやめたいと思ったことは100回以上あるが、いつも夕梨花がつらい時に支えてくれた。  ―今後について。  藤沢 (日本勢が)メダルを取るのは難しいと思われた中、決勝に立てた。金メダルはもう笑い話でも夢でもなく、実際に起こりうる目標になったことは日本カーリング界にとって大きい。  吉田知 日々の目標を達成した先にこのメダルがあった。それを続けていけば、また4年後、ここに戻ってきているのかなという感じもする。  鈴木 私さえうまくなれば、絶対に強くなると思ってやってきた。4年前に比べると成長を感じるし、まだまだ成長できる。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕笑顔で銀メダルを手にするカーリング女子の(左から)吉田知、吉田夕、藤沢、鈴木、石崎=20日、北京
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