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燃料電池式アルコール検知器の最新モデル「ALBLO(アルブロ)FC-900」レンタルサービスを開始


2016年9月8日



株式会社タニタ



信頼性の高い燃料電池式アルコール検知器の導入を容易に

最新モデル「ALBLO(アルブロ)FC-900」レンタルサービスを開始

9月13日より「国際物流総合展2016」で先行予約を受け付け



健康総合企業の株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田千里)は、このたびレンタル専用の燃料電池式アルコール検知器「ALBLO(アルブロ)FC-900」を開発し、事業者向けに「アルコール検知器レンタルサービス」を12月15日よりスタートします。利用申し込みは、タニタのウェブサイト(http://www.tanita.co.jp/)で同日より受け付けます。本商品はドライバーの点呼時アルコールチェックに使用できる信頼性の高い燃料電池式で、レンタル方式を採用することで手軽に導入できるのが特徴です。レンタル期間は1年間もしくは測定回数上限までで、上限が異なる二つの料金プランを用意。測定回数500回モデルが1万5000円(税別)、測定回数2000回モデルが2万円(税別)で、導入コストを購入時※の半分以下に抑えることができます。また、継続割引サービスでランニングコストも削減することが可能です。価格面から燃料電池式アルコール検知器の導入に踏み切れなかった運送事業者や一般企業のニーズに対応することで、年間1万台の契約獲得を計画しています。これに先駆け、「国際物流総合展2016」(9月13日-16日、東京ビッグサイト)に出展し、本商品の実機を展示するほか、サービス利用の先行予約を受け付けます。



2011年に自動車運送事業者の点呼時アルコールチェックが義務付けられて以降、運送事業者におけるアルコール検知器の導入が進んでいます。中でも、高精度で誤検知が少ない燃料電池式アルコール検知器を求める声が高まっていますが、高額な商品が主流となっており、ドライバー数が1-5人程度の運送事業者のほか、一般企業における個々のドライバー管理での利用、測定回数の少ない事業者には、導入・維持にかかるコストの高さがハードルとなっていました。



今回スタートするレンタルサービスは、事業者のニーズに合わせてコストを抑えながら燃料電池式アルコール検知器を導入できるのが特徴です。加えて、アルコール検知器は導入後、日常点検のほかに定期点検が必要ですが、本サービスでは、この定期点検のタイミングでレンタル契約を自動更新し、交換機器をお届けします。このため、保証切れや更新手続きの失念などで使用できなくなることがありません。さらに更新費用は自動口座引き落としにできることから、煩わしい手続きを省き、運行管理者の負担を軽減します。本商品は、タニタがこれまでに培ってきた燃料電池式アルコール検知器のノウハウを結集し、最少表示単位0.001mg/L(0.050mg/L未満は0表示)の高精度測定を実現。同時に幅61mm、高さ134mm、奥行25mm、重量約150gのコンパクト設計とすることで、携帯時の利便性を高めました。



タニタは1999年に家庭用アルコールセンサーを発売して以来、これまでに100万台以上の販売実績があります。2013年には、コストを抑えながら高精度と高品質を実現した業務用の燃料電池式アルコール検知器「ALBLO(アルブロ)FC-1000」を発売し、利用者のすそ野を広げてきました。今回のレンタルサービス開始によってさらなる導入コストの低減が図れるため、小規模運送事業者での利用を促進するほか、一般企業でのドライバーの自主チェックやアルコール依存症関係の医療機関における治療のサポートにも活用できると考えています。



一方、2015年よりアルコール検知器協議会(J-BAC)に加盟し、アルコール検知器の技術や品質の向上ならびに普及・啓発に取り組んでいるほか、本商品をはじめとするアルコール検知器の売り上げの一部を「交通遺児等育成基金」へ寄付する支援活動も行っています。タニタでは、今後も商品やサービスを拡充するとともに、さまざまな普及・啓発・支援活動を通して、自動車の安全運行とドライバーの健康管理をサポートしていきます。



※ 市場平均販売価格と比較(2016年9月現在、タニタ調べ)



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