女性向け資産運用スクールを運営する株式会社ハナミラが、投資を始めた女性たち（投資女子）147名を対象に実施したアンケート調査で、投資開始後のボーナスの使い道が大きく変化していることが明らかになりました。
調査結果によると、投資を始める前のボーナスの使い道トップ3は
「1位：貯蓄(69.8%)、2位：自分へのご褒美(66.3%)、3位：旅行・レジャー(57.0%)」でした。
しかし、投資を始めてからは
「1位：株(57.7%)、2位：自分へのご褒美(47.4%)、3位：学びへの投資(42.3%)」と変化しています。
特筆すべきは、「株」への投資が大幅に増加し、1位になったことです。
投資開始前はわずか2.3%だった「株」への投資が、開始後は57.7%にまで急増しています。これは、2024年1月からスタートした新NISAの影響も大きいと考えられます。実際、調査対象者の58.5%が1年以内に個別株の投資を始めたと回答しており、新NISAを機に投資を始めた人が多いことがうかがえます。
また、3位に「学びへの投資」が入ったことも注目に値します。これは投資女子たちが自己成長や将来への投資を重視していることを示しています。ある回答者は「半永久的に役に立つ、学びへの投資へは思いきった金額を出すようになりました」と述べています。
さらに、投資を始めてからお金の使い方や考え方が変わったという回答が多く見られました。「消費から投資へ価値観がシフトした」「長期的な価値に目を向けるようになった」「自分で人生をデザインする自信がもてた」などの声が挙がっています。
今後、新NISAの普及とともに、より多くの女性が投資を始めることが予想されます。この傾向が続けば、女性の経済的自立や自己実現にも大きな影響を与える可能性があり、社会全体にとっても重要な変化となるかもしれません。
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