全国石製品協同組合(全石協)が実施したアンケート調査で、お墓を購入した人の方が未購入者と比較して年収が高く、幸福度も高い傾向にあることが明らかになりました。
調査は2024年6月に全国の40歳以上の男女990名を対象に行われ、うちお墓購入者は107名でした。
年収について、お墓購入者は「400万円以上」と回答した割合が未購入者より6.2ポイント高く、「200万円未満」と回答した割合は6.3ポイント低い結果となりました。
幸福度に関しては、お墓購入者の方が「幸せ」または「どちらかと言えば幸せ」と回答した割合が8ポイント高く、「不幸」または「どちらかと言えば不幸」と回答した割合は4.8ポイント低いという結果でした。
お墓の形態別の購入価格については、一般墓で「100万円~150万円未満」が最も多く、樹木葬、納骨堂、合祀墓は「50万円未満」が多い傾向が見られました。
全石協は、お墓を持つことが先祖や故人に対する供養の意識を高め、精神的な安定感をもたらすことにつながると分析しています。お墓参りは日本の宗教的・文化的な価値観に根ざしており、家族の絆を強めたり、過去と未来のつながりを感じることができるため、心の平穏や幸福感を高める要因となり得るとしています。
また、お墓参りによる精神的な安定が、人生における決断や行動にポジティブな影響を与え、結果的に仕事のパフォーマンスや収入の向上に寄与する可能性があると指摘しています。
この調査結果は、お墓購入と幸福度や収入の関係性について興味深い示唆を与えていますが、因果関係については更なる研究が必要であり、個人の価値観や経済状況など、様々な要因を考慮する必要があります。
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