電気代や燃料代が値上がりした今、冬場の暖房費は悩みのタネです。
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「エアコンと石油ファンヒーターはどちらを使うべき?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
著者は一昨年の冬をエアコンのみ、去年は石油ファンヒーターのみで過ごしたので、それぞれのコストと満足度を比べてみました。
エアコンvs石油ファンヒーター 実際に使ってみた感想
エアコンのみと石油ファンヒーターのみで実際暮らしてみて、満足度が高いのは石油ファンヒーターです。
体感
灯油ファンヒーターのほうが断然暖かく、生活の質が上がったと思います。
エアコンは一定以上寒くなると暖かさを感じにくく、ずっとつけていると空気が乾燥して喉が痛くなることもありました。
その点石油ファンヒーターは外が寒くても部屋は暖かく、切った後もしばらく暖かさが続きます。
空気も乾燥しにくいと感じました。
手間
石油ファンヒーターは、灯油を入れる手間がかかります。
灯油は室外に置いてあるので、寒い中での作業はツラいです。
スイッチを入れるだけで起動するエアコンは便利です。
エアコンと石油ファンヒーターの電力利用量の差を比較(わが家の場合)
著者の自宅で使用しているエアコンと石油ファンヒーターのスペックを比較し、消費電力の差を比べてみました。
エアコン | 石油ファンヒーター | |
型番 | RAS-JH63D2E2 | MFH-G571BY |
メーカー | HITACHI | コロナ |
性能(暖房時) | 木造:26畳 鉄筋:32畳 | 木造:15畳 コンクリート:20畳 |
消費電力 | 1,850w | 点火時最大:650w 燃焼時27w |
価格 (購入時) | 220,000円 | 20,000円 |
エアコンは引っ越してきた時に対応面積が大きいものを購入したため、割高で消費電力も高めです。
対して石油ファンヒーターは、最初エアコンと併用するつもりで対応面積がやや小さめの物を購入したので、消費電力は約3分の1です。
ですが思った以上にとても暖かく、エアコンを使う必要がなくなったため、今では石油ファンヒーターのみで暮らしています。
エアコンと石油ファンヒーターの継続コストの差を比較
著者の自宅の場合ですが、エアコンと石油ファンヒーターを1日6時間利用した時の継続コストの差を比較してみました。
電気代は1kWh =31円(税込)、灯油は単価112円(税込)で1時間あたり0.3リットル利用として試算した結果は以下のとおりです。
エアコン | 石油ファンヒーター | |
電気代 | 10,323円 | 3,627円 |
灯油代 | ― | 6,048円 |
合計 | 10,323円 | 9,675円 |
わずかですが、石油ファンヒーターの方が安いという結果になりました。
上記は対応面積の大きなエアコンと、やや小さめの石油ファンヒーターで比較したのも要因として大きいと思います。
ですが著者の体感としては対応面積が大きいエアコンよりも、やや小さめの石油ファンヒーターの方が満足でした。
石油ファンヒーターで継続コストを落とし、暖かさでも満足できたことは結果として良かったと思っています。
エアコンと石油ファンヒーターのメリット・デメリットを比較
エアコンの暖房と石油ファンヒーターをそれぞれ利用し、感じたメリットとデメリットをまとめました。
エアコンの暖房を使って感じたメリット・デメリット
エアコンの暖房だけで1か月間生活し、感じたメリット・デメリットは以下のとおりです。
【メリット】
・ 手間がかからない
・ 灯油の匂いがしない
・ リビングのインテリアに合う
【デメリット】
・ 購入時の単価が高い
・ 空気が乾燥する
・ 暖まるのが遅い
エアコンはなんといっても手軽で、スイッチ1つですぐ使えるのがメリットです。
灯油の匂いがせず、お客様を招くことが多い家庭でも安心して使えます。
一方で購入単価が高く、空気が乾燥しやすいのがデメリットと言えます。
長時間つけていてもなかなか暖まらず、外気温が氷点下まで下がった日は「エアコンを付けているのになんとなく寒い」と感じることもありました。
ファンヒーターのメリット・デメリット
石油ファンヒーターだけで1か月生活し、実際感じたメリット・デメリットは以下のとおりです。
【メリット】
・ 購入時の単価がエアコンより安い
・ 暖まるのが早い
・ 空気が乾燥しにくい
【デメリット】
・ 灯油を買ったり入れたりする手間がかかる
・ 灯油の匂いがする
・ インテリアに向かない
石油ファンヒーターは購入時の単価がエアコンより安く、寒い時にすぐ暖まることができます。
灯油の燃焼時に水蒸気が発生するため、空気が乾燥しにくい点もメリットです。
一方で、重いポリタンクを持ち運んで灯油を買いに行く手間がかかります。
生活感が出やすいため、灯油の匂いが嫌な人やリビングのインテリアを崩したくない人には向かないでしょう。
暖房機器をうまく使い分けよう
どの暖房を使うべきかは地域や住環境、使う人の寒さの体感によって大きく異なります。
著者のように大容量のエアコンよりも、対応面積がやや小さめの石油ファンヒーターで満足するパターンもあります。
電気代を節約したい場合、石油ファンヒーターではなく石油ストーブを選ぶのも1つの方法です。
それぞれの暖房機器のメリット・デメリットを活かし、ご家庭に合うものを選びましょう。
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