楽天経済圏は、楽天モバイルを経済圏の中核に据えました。
「ちょこザップ会員」だから言えるメリット・デメリットとお得度、さらにお得にする方法
楽天モバイルに吹く追い風を、今回は紹介しましょう。
「街での楽天カード利用でポイント2倍」が楽天モバイル契約者限定に
楽天カードには「街での楽天カード利用でポイント2倍」というサービスがあります。
これには、「月2万円以上楽天市場を利用する」という条件があります。
このサービスが2023年11月1日から変更され、楽天モバイルのRakuten最強プラン、Rakuten最強プラン(データタイプ)、スーパーホーダイ、組み合わせプラン、コミコミプランを利用している人限定のサービスとなります。
楽天モバイルを利用していない人は、もちろん対象ではありません。
対象者がかなり限定された代わりに条件は良くなり、「楽天市場で毎月2万円以上利用」という達成条件がなくなりました。
Rakuten最強プラン利用者は無条件で、街での楽天カード利用がポイント2倍です(上限500ポイント/月)。
楽天カードを支払い元に設定した楽天ペイアプリの利用分も、引き続き街のお店での利用分に含まれます。
(3/31まで)スマホのタッチ決済で10%還元
楽天モバイル契約者がお得なのは、「街での楽天カード利用でポイント2倍」だけではありません。
1月9日~3月31日の期間限定ではありますが、スマホのタッチ決済で10%還元です。
期間中にエントリーの上で、楽天カード(Visaブランドのみ)を設定したタッチ決済を利用してください(QUICPay利用は対象外)。
通常の1%ポイント還元に加えて、9%分が2024年5~6月に順次キャッシュバックされ、合計10%還元されます。
9%キャッシュバックの上限は、2,000円です。
対象は楽天モバイルのRakuten最強プラン契約者ですが、タッチ決済に使うスマホは楽天モバイル契約の端末である必要はありません。
「プラチナバンド」獲得でつながりやすくなるか
2023年10月23日、総務省は楽天モバイルに700MHz帯(プラチナバンド)を割り当てることを発表しました。
これまで楽天モバイルでは、4G LTEの周波数帯域として1.7GHz帯しか使えませんでした。
1.7GHz帯と比較して、プラチナバンドには以下のようなメリットがあります。
ビルの後ろ側に電波が回り込める
屋内や地下への浸透率が高い
電波の到達距離が長く山間部などへもエリア展開しやすい
サービス開始日は2026年3月頃を見込んでいますが、準備が早期に進めば開始日の前倒しもあります。
「データタイプ→音声タイプ」への変更でさらに使いやすく
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」には、データ専用のタイプも存在します。
通常のデータ専用プランは、音声プランより割安なことが多いのですが、楽天モバイルでは音声プランと同額です。
それでいて、以下のようなデメリットがあります。
音声通話ができない
Rakute Linkアプリが使えない
MNPの「弾」として使えない
キャリアメールが使えない
キャリア決済が使えない
「お試し感覚」でデータタイプを使えるメリットも
数少ないメリットは、最短3分で申込完了という手続きの簡素化でしょう。
18歳以上の楽天カード保有者という条件を加えることで、本人確認書類の提出も必要ありません。
回線がつながるかどうか、お試し感覚で契約する人も多く、1,081ポイント(3GB相当)を還元して初月実質無料というキャンペーンも行っています。
「データタイプ→音声タイプ」への変更方法
「お試しの結果使えそうな回線だ」「データだけじゃなく音声も使いたい」という人のため、「データタイプ→音声タイプ」への変更が先日可能になりました。
現在は、Web版の「my楽天モバイル」でのみ受付をしています。
my楽天モバイルの「契約プラン」を開き、以下の流れで変更してください。
「各種手続き」→「プラン変更」をタップ
通常タイプへ変更する電話番号を選択し「次へ進む」をタップ
注意事項を確認し「次へ進む」をタップ
「プランを選択する」をタップ
加入するオプションサービスを選択し「次へ進む」をタップ
申込内容を確認し「次へ進む」をタップ
本人確認書類をアップロードし「次へ進む」をタップ
重要事項説明などを確認し「同意して申し込む」をタップ
後日郵送される書類に貼られているQRコードを読み取る
通常タイプへ変更されたことを確認して完了
データ容量については、通常タイプへ変更する前の高速データ容量の残量が引き継がれます。
「SPU」で楽天モバイルはほぼ唯一の改善
「SPU」は、楽天のサービス利用状況に応じて、楽天市場利用時のポイント還元率がアップするプログラムです。
ここのところ改悪続きで、「また改悪だけど仕方ないか」と諦めムードの人もいるでしょう。
ところが2023年12月1日の改悪は、過去最大級のものでした。
ほぼすべての楽天サービスにおいて、ポイント倍率、達成条件、月間還元上限が改悪されるのです。
そんな中、楽天モバイルはほぼ唯一といっていい改善を果たしました。
ポイント倍率が、これまでの最大+3倍から+4倍にアップしたのです。
達成条件、月間還元上限は改悪されましたが、楽天市場のよほどのヘビーユーザーでない限りは影響は少ないでしょう。
楽天モバイルキャリア決済も+0.5倍→+1倍に改善されます(月間還元上限は改悪)。
発展途上ゆえの小回りの良さも
楽天モバイルは、まだまだ基地局の増設途中です。
先日の能登半島地震では、被災地の一部において楽天モバイルの1~3月の利用料金を無料にすると発表されました。
正直な話、契約数も基地局も多い他のキャリアでは、このような思い切った支援措置はできないでしょう。
ピンチをチャンスに変えて、楽天モバイルにはがんばってほしいものです。
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