
<広島1-2DeNA>◇21日◇マツダスタジアム
広島がDeNAに競り負け、3位に転落となった。先発森下は4回に先制を許すと、5回は2死走者なしから連続単長打に味方の拙い守備も重なり失点。6回2失点で3敗目となり、登板5試合白星なしとなった。打線はDeNA先発ジャクソンの前に6回まで秋山の2安打のみに抑えられ、7回無死満塁も併殺の間に奪った1得点にとどまった。試合後の新井貴浩監督(48)の主な談話は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-DeNA先発ジャクソンの投球が良かった面もあったが
新井監督 いいピッチャーだからね。防御率も1点台前半だし、こういう試合になるだろうなと思って入りました。
-ある程度狙いを決めて入ったと思うが、うまくはまらなかった
新井監督 いいピッチャーなので、そう簡単には打たせてくれないと思います。
-7回の無死一、二塁から坂倉選手に強攻策。あそこでたたみかけたかった
新井監督 あそこは2点ビハインドだったからね。一気に行くぞという形を取りました。
-先発森下投手は数字を見れば、試合をつくった
新井監督 うん。ヒットを打たれながらも、よく粘ってゲームをつくったと思います。
-本人に勝ちがついていない
新井監督 そこは本人も悔しいと思うし、また次の登板に期待しています。
-苦戦したジャクソン投手から7回はチャンスをつくって降板させた
新井監督 あそこも、モンティー(モンテロの二塁併殺の当たり)が紙一重だったね。初球スライダーかな。ちょっと高かったけど、まあまあのコースに決まっていたと思う。打球の方向的にもいいし、内容はいいと思う。初見の伊勢の初球。いいコースのスライダーに反応できている、結果的にダブルプレーになったけどね。
-佐々木選手は3打数無安打だったが内容は悪くない
新井監督 内容はいいと思います。そんなに簡単にポンポン打てるものじゃないし、彼は毎日が勉強なので。内容的にはいいものを見せてくれている。
-小園選手が終盤にショートに就いた。今後の選択肢になるか
新井監督 もちろん、もちろん。準備もしているし、ノックも受けているし、今後いろんな可能性があると思います。