
<DeNA3-5広島>◇10日◇横浜
DeNAは逆転負けで、4月5日以来約1カ月ぶりの貯金生活とはならなかった。
打線は広島床田から初回に1点を先制。3回には佐野、山本の連続適時打で追加点を奪い、序盤から主導権を握った。投げては先発の平良拳太郎投手(29)が5回2失点と好投し、勝ち投手の権利を持って降板した。
だが6回。2番手森原康平が手痛い逆転打を許した。先頭の中村奨に右前打、次打者菊池が1球で犠打を決めて1死二塁。3番ファビアンの打ち上げた打球を、右翼手度会、二塁手牧、一塁手オースティンが懸命に追いかけたが、ポトリと落ちる適時打となり同点。送球間にファビアンが二進し、続く末包の中堅フェンス直撃適時打で勝ち越しを許した。
1点を追う7回には、代打九鬼の移籍後初安打が飛び出した。代走三森が三盗を決めるなどソフトバンク出身の同期コンビで好機をつくるも、後続が倒れて得点には結びつかなかった。