
<巨人5-0ヤクルト>◇23日◇東京ドーム
“甲斐監督代行”の誕生に、SNSがざわついた。
巨人阿部慎之助監督(46)が地上波で中継中のフラッシュインタビューに登場するやいなや「今日は赤星が素晴らしいピッチングだったんで、それをリードした甲斐くんに話を聞いたほうがいいと思うので呼んできました」と完封をリードした甲斐が照れ笑いを浮かべながら登場した。
日本テレビの梅沢アナも「史上初のことだと思いますが…」と困惑しながらも「甲斐監督代行にお伺いします」と切り出した。甲斐も「僕も初めてのことです」と照れながらも「まだまだ赤星の力を考えればもっともっと目指すべきところがある。今日に満足せずに頑張ってもらいたい」と話した。
インタビュー終了後、甲斐は経緯を説明。「試合終わってすぐ、ハイタッチしているときに『オレの代わりに(インタビューに)行ってくれ』と言われて。1度断ったんですけど…。なにがなんだかという感じです」と振り返りながらも「僕らを信用してグラウンドに送り出してくれていると思うので、それに応えたいと思うだけですね」と期待に応える活躍を誓った。
X(旧ツイッター)では「甲斐監督」がトレンドワード入り。「甲斐拓也監督代行爆誕」「おもろすぎるやろ」「他の球団もやってほしい」「甲斐のコメントがもう完全に監督のそれで草」などのポストが見られた。